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ブレード&仮想化 導入設置編「こんな時笑ってしまうのはナゼ」
2008年09月16日 06時00分更新
引越し先の新社屋に、遂にブレードサーバが届いた! マニュアルも読まずにモリモリと取り付ける技術者たち。設置作業は昼食をはさんで4時間で完了するが、アレ? 動かない……と、お約束のトラブルが。
新社屋に届いたブレードサーバー。思ったより多くの箱を前に、いささか不安を感じつつ、それでも新しいマシンの匂いを嗅げば開けずにはいられない衝動は、高校生の頃から変わらない。7月最初の土曜日はこうして始まった。
集まったのは技術部の人間が筆者を入れて3人、それにこの状況を取材するASCII.jp編集部の人間が1人の計4人だ。あれ? 好きモノの技術部員はもっと来ないの? まぁ、元パソコン少年達も今や一家の長として家族サービスもサボれないといったところだろう。「だいたい見ればわかるでしょう。そもそも、部品なんてハマる処にしかハマらないようになってるハズ」と、ろくにマニュアルも読まずに、一心不乱にドシドシと箱を開ける。まだ本格稼働していない新社屋は、空調もまともに入らない。いつしか嬉しそうに半開きになった口からは、 滴る汗に加え、流れるヨダレ。
予想通り、キッティングで悩む部分はほとんどなかった。ただ、シャーシ(他社ではエンクロージャと呼ぶ所もある)の箱は下に木枠が付いたモノで、その重量が半端でないことを物語っていた。シャーシにブレードやHDDを入れるととんでもない重量になりそうなので、空の状態でシャーシをラッキングすることから始めることにした。
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