「ストライクウィッチーズ」はもう見ただろうか?
パンツやスクール水着満載! あまつさえ制服はスクール水着の上にセーラー服を羽織るというコスチューム!
がっ! なにやら先制攻撃を仕掛けてきた。その名も
パンツじゃないから恥ずかしくないもん! キャンペーン
ネタでもなんでもない、マジでやってるキャンペーンだ。ココがその告知Webページ。(ってなぜかURLもpantsじゃん!)
どうやらストライクウィッチーズでチラチラと見える布切れは、パンツじゃないらしいのだっ!
じ ゃ ー ! な ん な の さ っ !
どうやら製作側は、パンツではないものがチラチラ見えるだけで、チビッ子にも健全なアニメとして持って行きたいらしい。
ということでアキバ(裏)としては、ストライクウィッチーズのフィギュアが登場した際、パンツ!パンツを連呼するのは自粛しよう。
パンツではない何かが、紐だったり縞しまだったりだ!
ランドセル型の通学カバン並みにムチャな逃げ方であるが、我々アスキーメディアワークスのボスである、角川書店本店様のお言葉である!
神が「パンツではない!」とおっしゃっているので、それはパンツではないのだ!
さて本日の美少女フィギュアは、エラくマニアックな彼女から行ってみよう!
ん?山下 しゅんや氏のストライクウィッチーズ?
ひと目見たその瞬間に山下 しゅんや氏のキャラと分かるこのフィギュアは、ノーズアートの娘さん。写真はコトブキヤラジオ会館店のサンプル展示。
カチューシャはどう見ても双発プロップ機。カラーリングはどう見ても軍用機。しかも妙にリアルな機関銃!
マニアの基礎知識「双発プロップ機」
双発はエンジンの数を示すもので、マニアは決して2発機と言わない。旅客機でおなじみのボーイング777や767も双発機だ。飛行機の先っちょにプロペラが付いた機体は単発機。操縦ライセンスも単発と双発に分かれているぐらい、挙動が違う。ただ3発以上は、フツーに3発機(MD-11など)、4発機(B747など)と呼ぶ。
またプロップとはプロペラのこと。これもマニアは絶対にプロペラ機なんて言わず、プロップ機と呼ぶ。YS-11なんかも「ターボプロップ機」なんて言う。余談だけど、YS-11はプロペラ機なのでレシプロエンジンで動いていると思っている人が多いようだが、実はジェットエンジン。ジェットエンジンの排気でターボファンに送って、その回転をプロペラにまわしているのだ! いわば車のターボの吸気側のファンをプロペラ化したようなモン。
臭うぞ! 臭うぞっ! イカロス出版の臭いがプンプンとっ!
って思ったら、あった! 胸に光る「MC☆A」の文字!
ASCII.jpでは超メジャー誌の「MC☆あくしず」じゃんかっ! 知らない人に説明しておくと、最新号Vol.9の豪華ピンナップは!
Me(メッサーシュミット)262シュヴァルベ娘!
(え? 第二次大戦中のジェット戦闘機が娘っすか?)に始まり、特集は巨乳貧乳ロリ姉系と可愛い女の子のイラストが盛りだくさんの「ドイツ本土防空戦 第三帝国上空をゆっくりしていってね!!!」(なんじゃぁそりゃぁ~!)、連載はファッション誌のような姉キャラが軍服を自ら着て解説するMonMon(ん~、悶々だろうなぁ~)は、米軍のフライトジャケットにフィーチャー! 人気連載ノベル「ばとしす」は、日本海軍の戦艦が女子高生になったら?(絶対ならネーし!)というラブコメ(!)で、今回の舞台は文化祭、しかも全員がメイドさんだというのだ!
我々ASCII.jpの異端児アキバ(裏)の人間が言うのもなんだが、
絶賛! 毒電波 発信中のミリタリー雑誌である!
とはいえ、萌え萌えの女の子の表紙に釣られて買ってしまうと、あまりにも高度で専門的な内容に、何のことだかサッパリである。なにせお詫びと訂正ですら激しく高度で、“P103:「二式単戦」となっておりますが、正しくは「二式複戦」です”と……。ソレなんですか? 状態。
(次ページへ続く)
