フィギュアはVol4のピンナップになった、カーチス P-40という第二次大戦中の戦闘機をモチーフにした女の子。調べたところP-40は単発機なんだが、なぜかカチューシャは双発機になっている。もしかするとマニアが見ると「ああ、双発のP-40のアレね。ふふふ……」的なものなのかもしれないが、筆者にはサッパリだ。おそらくプロペラコーンが赤いのにも何か意味があるはず。
飛行機の先っちょはノーズと呼ばれており、そこに描かれているからノーズアートというわけ。P-40には、好んでサメの歯をイメージしたノーズアートが描かれたようだ。その下にある赤いラインも、機体テールに入っている帯か何かを関係しているはず。
かーっ! フィギュアのレビューの前に、まずモチーフの基礎知識の説明の面倒クセーことっ!
これだからマニア向けの雑誌から登場したフィギュアはやりにくいぜ!(笑)。
やっぱり第二次大戦中から採用されている銃で、戦闘機にも機銃として搭載されたということだ(筆者はさっきからインターネットの辞書を首っ引きだが、モチーフの情報がいちいち正しいな……)。現在でも陸上自衛隊が“12.7mm重機関銃M2”として使っているという。
さて、やっとモチーフの基礎知識の説明が終ったところで、彼女の造型を見ていこう。やっとかよ……。
オーバーニーソックスの喰い込みも、バリ萌えな仕上がり。鎖骨萌え属性のマニアなら、煽りで見るとご覧の通りだ。
銃との対比から、彼女の身長は150cm程度と思われるが、小学生にしてはエラく発育した女の子となっている。なんたって、この胸だもんさ。
そして背中がこれまた、爆萌え造型を奏でている!
背中は肩甲骨に萌えるマニア垂涎の仕上がりだ。オーバーニーソックスの食い込む太ももと、パンツのシワのコラボレーションが絶妙なハーモニーで、萌えを加速する仕上がり。
背中の造型は、萌えどころによって、右から見るべきか、左から見るべきかが大きくわかれるところ。
パンツのシワ萌えは、向かって左側がより美しいシワを魅せてくれる。かたやパンツの喰い込み萌えは、向かって右側だ。パンツのシワがあまり見えなくなるが、食い込みとハミケツが美しいベジエ曲線を描いている。
1/7スケール「MC☆あくしず ノーズアートの娘さん」は、ラナより9月下旬に発売される予定で、価格は7140円となっている。
(次ページへ続く)
