このページの本文へ

『学校の階段』主演の黒川芽以、高校時代は委員長タイプで廊下を走る行為を注意していた!

2007年11月13日 23時00分更新

文● 清水

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 階段はバトル・フィールド! 4月末に公開された映画『学校の階段』のDVD版『学校の階段 スペシャル・エディション』(発売:角川映画、販売:角川エンタテインメント/4935円)が発売され、11日に秋葉原のソフマップアミューズメント館で主演の黒川芽以さんらによるイベントが行なわれた。

 学校の階段は、「廊下は走るな」という標語が貼られた高校を舞台とし、校舎内を縦横無尽に疾走する“階段部”の熱い戦いを描く。主人公の黒川さんは転校生で階段部に入部した“里美”役で、階段部を目の敵にする生徒会長の“ちづる”との勝負をすることになる。ちづる役を演じる小阪由佳さんをはじめ、部員役として甲斐麻美さん、通山愛里さん、秋山奈々さんら若手女優が多数起用され、キャスティングはとても豪華だ。

 原作は20万部のベストセラーになっている櫂末高彰さんのシリーズ小説(ファミ通文庫刊)。本来は男子生徒が主人公だが、映画化されるにあたって女子へ変更されていたりする。また、映画の主題歌「スタートライン」と挿入歌「コノサキノドコカ」「こころ」の3曲は黒川さんが歌っている。イベントでは黒川さんとMCに加えて、佐々木浩久監督も参加してのトークが繰り広げられた。

――演じた里美のキャラクターについて聞かせてください。
【黒川芽以】最初はほかのみんなとちょっと離れた視線で、仲間に入ることやチームで頑張る楽しみを知らなかったりします。でも、みんなに巻き込まれていくことで成長し、最終的にはみんなを引っ張っていくような、短期間のうちに大きな成長を遂げます。その成長ぶりが見どころですね。

――全体的には?
【黒川芽以】学園モノでアクションという設定は非現実的ですが、すごく面白いと思います。その設定の中でみんなが真剣に走ったりしています。私も今回は思いっきり走りましたね。あんなに廊下を走れることはあんまりないです。走りすぎたというか、勢い余って滑ったりもしました。

――高校時代、実際に廊下は走っていました?
【黒川芽以】学級委員タイプだったから「こら、そこ!」みたいな感じ。注意する方が好きでした。だから、この映画では逆に発散させてもらいましたね。

――主題歌や挿入歌の作詞も手がけているそうですが。
【黒川芽以】監督と役についての打ち合わせをした時に「じゃあ考えておいてね」と、すごく自然な感じで言われたんです。打ち合わせをしたことで監督が撮りたい里美と私が演じたい里美のイメージもわかったので、1日で一気に3曲書きました。気持ちよかったです。

 佐々木監督は「頑張れば前に進める。元気になる。ばかばかしいけれど、そういうものを表現したかった」と映画に込めた思いを説明。さらに「どうやったら女の子の走る姿がかっこよく撮れるか、いろいろ考えた」とも語っていた。DVDではNGシーン集やスペシャルメイキング、出演待機中の出演者による芸の披露“階段部 特別授業”なども見られる。トークを終えたあとはサイン入り台本争奪のじゃんけん大会なども行なわれていた。

 黒川さんは現在、東海テレビの昼ドラマ「愛の迷宮」にも出演中。「テレビでスーツ姿になるのは初めて。いろいろなチャレンジをしているのでぜひ見てもらいたい」と番組をアピール。イベント関連では、12月1日に“会員限定・ファンの集い 12.1”を吉祥寺のSTAR PINE'S CAFEで行なう。

トークを終えたあとはサイン入り台本争奪のじゃんけん大会なども行なわれていた

■プロフィール

黒川芽以(くろかわ・めい)
生年月日:1987年5月13日生まれ
出身地:東京都出身
血液型:O型
サイズ:T160
趣味・特技:ピアノ、カメラ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ