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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第53回

管理者でも重要な操作には確認が必要

2007年08月03日 00時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows Vistaでは、不正アクセスによる被害を抑えるために、OS設定の変更といった重要な操作を行なう場合に、管理者アカウントの承認を求めるようになった。たとえ管理者アカウントでログオンしていても、確認ダイアログが開くのだ。

ユーザーアカウント制御のダイアログ

標準ユーザーが重要な設定を変更しようとすると、デスクトップがロックされ、管理者アカウントの情報を求められる

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

Windows Vistaには“ユーザーアカウント制御”(UAC)機能が搭載され(関連記事)、標準ユーザー(Windows XPでは制限ユーザー)がシステムの設定を変更する際などに、管理者のアカウント情報の入力を求められる(管理者アカウントを選択してパスワードを入力する)ようになっている。これにより、標準ユーザーでログオンしていても、必要な時だけ管理者アカウントの情報を入力することで、アカウント自体を切り替えることなく、重要な操作を許可できるようになったのだ。

管理者権限でログオンしている場合、パスワードなどを入力する必要はないが、それでも確認ダイアログが開く

毎回確認画面を閉じるのが面倒なら、ユーザーアカウント制御を停止することもできる。ただし、不正アクセスされた場合のリスクが高まることを忘れずに。

ユーザーアカウント制御の解除方法

コントロールパネルから“ユーザーアカウント”→“ユーザーアカウント制御の有効化または無効化”→“ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる”のチェックを外して再起動すると、UACは無効になる

また、Windows Vista Business/Enterprise/Ultimateの各エディションなら、“ローカル セキュリティ ポリシー”で下記の設定を行なうことで、管理者アカウントでログオンしている場合には、警告画面を出さずに自動で権限を付与することも可能だ。少々手間はかかるが、ユーザーアカウント制御によるセキュリティーと、操作の利便性を両立できるのでお勧めだ。

コントロールパネルから“管理ツール”→“ローカル セキュリティ ポリシー”を開き……

コントロールパネルから“管理ツール”→“ローカル セキュリティ ポリシー”を開き、“ローカルポリシー”→“セキュリティオプション”を表示する(赤枠は編集部による加筆)

“ユーザーアカウント制御:管理者承認モードでの管理者に対する昇格時のプロンプトの動作”をダブルクリック

“ユーザーアカウント制御:管理者承認モードでの管理者に対する昇格時のプロンプトの動作”をダブルクリックし、プルダウンメニューから“確認を要求しないで昇格する”を選択する。これにより、管理者アカウントでログオンしている時には確認画面が表示されないようになる

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