2016年から始まった「ライブ配信メディア全盛期」は今年2018年で3年目になります。ライブ配信ができる多種多様なサービスが多く登場し、生き残りをかけた戦いは今年も激しくなることが予想されます。特に、注目すべきは「e-sports」によるゲーム実況特化型プラットフォームの動きと、「マネタイズ」「投げ銭」の仕組みを取り入れたプラットフォームの動きです。
最も注目をすべきは「e-sports」によるゲーム実況特化型プラットフォームの動き
世界三大ゲームショウのひとつである「東京ゲームショウ」の事例を基に、第17回記事や第60回記事では、ゲームコンテンツをプロモーションしたい企業が2016年と2017年に活用したライブ配信プラットフォームが「ニコニコ生放送」「YouTube Live」であることを紹介しました。そして、個人がライブ配信する人気のジャンル「ゲーム実況」においても「YouTube Live」や「ニコニコ生放送」に多くの配信者が集まっていました。
しかし、その後、2017年からは「OPENREC.tv」や「Twitch」といったプラットフォームにも勢いが出てきています。
この連載の記事
- 第117回 ニコニコとAbemaTV協業 アベマ側へのメリットは何?
- 第116回 LINE LIVEは中高生がスマホ1台でライブ配信できる世界を作った
- 第115回 サイバーエージェントのライブ配信が事実上サービス終了へ
- 第114回 ニコニコの止まらぬプレミアム会員減少 だからこそ新事業の成長に注目
- 第113回 ゲーム実況者におすすめの機材 ローランドの新ビデオミキサー
- 第112回 約7万円のライブ配信機材「Liveshell X」が絶対的にオススメな理由
- 第111回 ライブ配信で万引き減った弁当店から考える「生中継カメラ」の絶大な効果
- 第110回 ローランドの新製品には現場の人が求める機能が搭載されている
- 第109回 世界のゲーム実況が集う「Twitch」が日本でメジャーになるために必要なこと
- 第108回 Twitterのライブ配信機能は企業から敬遠されていた
- この連載の一覧へ