最近のスマートフォンは位置情報検出の精度もアップしており、カーナビとしても十分活用できるレベルに達している。しかも、スマホのカーナビアプリは地図情報がだいたい最新なので、地図データを毎年更新しなくてはいけない専用カーナビよりも実情に即したルートが検出可能だ。そこで今回は、スマホで人気のカーナビアプリ4本をピックアップして、その実力をチェックした。
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地図もナビも便利に使える
「Googleマップ」
Googleマップ
作者:Google Inc.
価格:無料
Googleマップの公式アプリで、公共交通機関のルート検索だけでなく、クルマ移動のナビゲーションにも対応している。渋滞情報はVICSではなく、独自に収集したデータを元に算出しており、走行中でも渋滞情報などを考慮してルートを自動で再検索してくれるので、なるべく速く目的地に向かいたい人には便利だ。
ただし、経路オプションは「高速道路を使わない」など3つだけなので、専用カーナビや国内のカーナビアプリよりは細かな設定はできず、かゆいところに手が届かない部分もある。また、東京都内では狭い裏道など大きなクルマにとっては難易度が高いルートを指定することもあるので、自分が乗っている車種によっては気をつけないといけない。
国内だけでなく、海外のルート案内に対応しているのもメリットで、海外旅行中にレンタカーが必要になったときに使えば、海外でも日本語で案内をしてくれるので安心だ。
「Googleマップ」のチェックポイント | |
---|---|
データ通信量 | 約1.5MB/5km |
バッテリー消費 | 約-4%/10分 |
外部リモコン | × |
オービス対応 | × |
ドラレコ対応 | × |
海外対応 | ○ |
スマホをクルマにつけるなら
ホルダーとシガーソケット充電器を使おう
筆者のマイカーにも専用カーナビはあるのですが、すでに10年近く前のモデルということもあり、新東名高速道路が載っていないくらい地図データが古くなっています。そのため、カーナビは音楽やラジオ用にして、経路案内はもっぱらスマホを使っています。
スマホをカーナビにする際に問題になるのがバッテリー。ディスプレーをつけっぱなしの状態にして、さらに地図データを随時読み込むためデータ通信の頻度も多いので、使い始めるとみるみるうちにバッテリー残量が減っていきます。そのため、自分はシガーソケットからUSB端子で電源を供給できるアダプターを使用しています。
ちなみに、USBケーブルはあまり短いとシガーソケットから届かず、かといって長いと運転中邪魔になります。シガーソケットからの距離に合わせてちょうど良い長さのケーブルにするか、巻き取り式で長さが調節できるケーブルがオススメです。
また、スマホはしっかりと固定しておかないと危ないので、ホルダーを使って装着しています。いままで吸盤でダッシュボードやフロントガラスに固定するタイプも使ってみましたが、意外に吸着力が弱く、走行中に取れてしまうことも。なので今はエアコンの送風口に挟んで装着できるタイプを使っています。
このホルダーは小さいので持ち運びにも便利です。海外でもレンタカーを運転する機会があるので、現地に持っていって活用しています。ちなみに忘れると困るので、ホルダーとシガーソケットアダプターをもう1セット用意して、スーツケースに入れてありますよ。
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