au号快進撃! SUPER GT 2026で「四連覇」を目指すau TOM’S密着レポート第6回
【SUPER GT】痛恨のペナルティも執念の8位! 36号車au TOM'Sが4連覇へ繋いだ“諦めない走り”
満タン給油の“作戦”で一時2番手へ
前述の通り、今回は3時間レースのため、給油を伴うピットストップを2回行なう必要がある。戦略面が見どころとなるなか、36号車は給油リストリクターの影響で他車よりピットストップに時間がかかる。それでも、ハンデを感じさせない迅速な作業を毎回見せてきた。
スタートを担当したのは山下健太。混戦のなかでポジションを落とす場面もあったが、中団グループで着実に周回を重ね、スタートから1時間を過ぎた36周目に1回目のピットイン。坪井 翔に交代した。
ここで満タンまで給油したため、通常以上に作業時間を要し、結果的にポジションを落とした。しかしこれは、2回目の給油時間を可能な限り短くし、最終スティントで逆転を狙うための“作戦”だった。
これが見事に機能する。2回目のピットストップでは狙い通り作業時間を短縮し、一気に上位争いへ。一時は2番手まで浮上し、トップを走る100号車「STANLEY HRC PRELUDE-GT」の背後につけた。その後はライバルの追い上げもあって4番手を走行。優勝はならずとも大量得点のチャンスかと思われたが、まさかの事態が待っていた。
ピット作業違反でドライブスルーペナルティ
2回目のピットストップの際、本来は別々に行なわなければならないタイヤ交換と給油作業が重なってしまい、ピット作業違反の判定を受けたのだ。これによりドライブスルーペナルティが科され、9番手まで後退した。
意気消沈してもおかしくない状況だったが、坪井は諦めずに追い上げを続け、8位でフィニッシュ。悔しさの残るレースとなったが、ポイントはしっかりと持ち帰った。
チームのミスではあったが、ドライバーの2人は「みんな一生懸命やっているので、仕方ないです」と口をそろえた。モビリティリゾートもてぎでの最終大会に向けて、改めて気を引き締めていた。
3点差で迎える、もてぎ変則2連戦
100号車が優勝を飾ったことで、ポイント差はわずか3点まで縮まった。次のもてぎ大会では、今季開催できなかったセパン大会の代替戦を含めて、第3戦と第8戦の2レースが行なわれる。変則の2連戦でポイント差を守り切り、前人未到の4連覇を達成できるか。注目が集まる。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります










