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石川温のPCスマホニュース解説 第299回

36万円超の折りたたみiPhone、買う価値はある? 1週間使って分かった「不満だらけでも欲しい」理由

2026年10月22日 14時00分更新

文● 石川温

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カメラは構え方に慣れが必要

 一方、最後まで慣れなかったのがカメラだ。

 開いた状態でカメラを起動すると、縦長の撮影になる。横長で撮りたければ本体をくるっと90度回す必要がある。閉じれば普通のスマホ感覚で撮れるのだが、画面の縦横比が見慣れないせいで、被写体が画面いっぱいに写るのがどうにも落ち着かない。

 パスポートサイズを横長の状態で持つと、縦部分が長いため、どうしてもしっかり握ってシャッターを切るというのが難しい。

 どうやれば、安定した撮影ポジションを確保できるのか、1週間たっても答えが出なかった。

 画質自体は、背面の48メガピクセルのメインカメラなら暗所も接写もバッチリ。0.5倍からデジタル10倍までズームできるが、デジタル10倍ではやや物足りなさを感じる。

 開いた画面の下に埋め込まれたカメラで自分を撮影すると、髪の毛やヒゲなどがかなりボケる。

 外側の12メガピクセルのカメラで自撮りするとくっきりと写すことが可能だ。

 アップルもそこは分かっているようで、画面下のカメラを「FaceTimeカメラ」と名付け、ビデオ通話専用と割り切っている。

 自撮りを良くする人は外側のカメラでするように習慣づけよう。

 もっと写真にこだわる人は、可変絞り対応のiPhone 18 Proを選んだほうが幸せになれそうだ。

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