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「在宅医療充実体制加算」全国504施設を独自集計 旧加算1,607施設からの届出率は26.9%

PR TIMES

在宅医療com株式会社
東京都110施設で全国最多、5県は届出ゼロ。「おうちde医療」が都道府県別一覧・医療機関表示・絞り込み検索を公開




在宅医療・介護・障害福祉の情報プラットフォーム「おうちde医療」を運営する在宅医療com株式会社は、2026年度診療報酬改定で新設された「在宅医療充実体制加算」について、2026年7月に各地方厚生局が公表した施設基準の届出情報をもとに、全国の届出医療機関504施設を独自に集計しました。

2026年8月9日より「おうちde医療」において、以下の3つのコンテンツ・機能を公開しています。
- 医療機関詳細ページに「在宅医療充実体制加算」の届出状況を表示
- 全国504施設を地域・都道府県別に確認できる一覧ページを公開
- 「在宅医療充実体制加算」届出医療機関に限定した絞り込み検索に対応

制度改定後、「どの医療機関が在宅医療充実体制加算を届け出ているのか」を地域単位で確認しやすい環境を整備することで、患者・家族による医療機関探しに加え、訪問診療クリニック、病院、訪問看護ステーション、薬局、介護事業所などの地域連携にも活用いただくことを目指します。



2026年度診療報酬改定で新設された「在宅医療充実体制加算」
2026年度診療報酬改定では、これまでの「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」が廃止され、要件および評価を見直したうえで、「在宅医療充実体制加算」が新設されました。
在宅医療において積極的な役割を担う医療機関をさらに評価することを目的としたもので、地域の重症な在宅患者に対し、質の高い診療を行うための十分な体制と実績を備えていることが求められます。
主な施設基準には、
- 在宅医療を担当する常勤換算医師数3名以上、かつ常勤医師2名以上
- 機能強化型の在宅療養支援診療所・病院であり、自院単独で24時間の連絡体制・往診体制を確保
- 過去1年間の緊急往診30件以上
- 看取り実績と小児在宅患者数の合計30件以上
- 緩和ケア研修を修了した常勤医師が在宅医療を担当

などが設けられています。
こうした厳格な施設基準を満たし、実際に届出を行っている医療機関が全国でどの程度存在するのかを可視化するため、「おうちde医療」では各地方厚生局の公表データをもとに独自集計を行いました。

厚生労働省の告示・通知等

全国の届出医療機関は504施設。東京都110施設で全国最多
2026年7月に各地方厚生局が公表した届出情報を「おうちde医療」が独自集計した結果、「在宅医療充実体制加算」の届出医療機関は全国504施設となりました。
都道府県別では、東京都が110施設で最多となっています。
上位5都府県は以下の通りです。

1位 東京都 110施設
2位 神奈川県 70施設
3位 大阪府 40施設
4位 愛知県 36施設
5位 千葉県 28施設



東京都一覧

一方、届出医療機関が0施設だったのは、
- 福井県
- 和歌山県
- 島根県
- 山口県
- 徳島県

の5県でした。
届出医療機関の分布には都道府県によって大きな差がみられ、地域における在宅医療提供体制の状況を把握するうえでも、一つの参考データになると考えています。
旧「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」届出機関のうち26.9%が届出
「おうちde医療」では、旧制度である「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」の届出医療機関との比較も行いました。
2025年12月時点における「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」の届出医療機関は1,607施設でした。
このうち、今回「在宅医療充実体制加算」の届出を確認できた医療機関は432施設で、届出率は26.9%となりました。

【独自集計】
旧「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」届出医療機関:1,607施設
「在宅医療充実体制加算」届出確認:432施設
届出率:26.9%

「在宅医療充実体制加算」では従来の加算から施設基準や評価内容が見直されており、旧制度の届出医療機関すべてが新制度へ移行しているわけではないことが、今回の集計からも確認できます。
届出504施設の81.2%が「支援診病2」
さらに、「在宅医療充実体制加算」を届け出ている全国504施設について、在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院の施設基準別に集計しました。
結果は以下の通りです。
- 支援診病1:79施設(15.7%)
- 支援診病2:409施設(81.2%)
- 支援診病3:16施設(3.2%)

全体の8割以上を「支援診病2」が占める結果となりました。

「在宅医療充実体制加算」を届け出ている医療機関の特徴を把握するうえでも、今後継続的にデータの更新・分析を行っていく予定です。
1. 医療機関詳細ページで届出状況を表示
「おうちde医療」に収載している医療機関の詳細ページにおいて、「在宅医療充実体制加算」の届出医療機関であることが分かる凡例表示を追加しました。

医療機関を検索した利用者が、所在地や診療情報だけでなく、在宅医療に関する施設基準・届出状況についても確認できるようになります。

凡例はピンク色にて[在充]と表示

2. 全国504施設を都道府県別に一覧化
「在宅医療充実体制加算」の届出医療機関を、全国6地域に分けて掲載しました。

「全国504件」在宅医療充実体制加算の届出医療機関一覧|2026年度診療報酬改定

詳細を見る
3.「在宅医療充実体制加算」届出医療機関の絞り込み検索にも対応
「おうちde医療」の医療機関検索では、新たに「在宅医療充実加算届出あり」を条件とした絞り込み検索にも対応しました。
在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院について、
- 支援診・支援病の施設基準
- 在宅医療充実体制加算
- 看取り実績

などの条件を組み合わせたAND検索が可能です。
例えば、

「支援診・支援病1」×「在宅医療充実体制加算届出あり」×「看取り実績20件以上」

といった条件で医療機関を絞り込み、自宅等からの距離を指定して検索することができます。
検索結果は地図および医療機関一覧で確認できます。

検索条件設定画面


■届出事項による絞込検索について
https://zaita9iryou.com/users_guide/
患者・家族だけでなく、地域の医療・介護連携にも活用を
在宅医療では、患者の状態や必要とする医療によって、求められる医療機関の機能は異なります。
特に重症患者、終末期患者、緊急時対応を必要とする患者を地域で支えるためには、訪問診療を行っているかどうかだけでなく、「どのような体制・機能を備えた医療機関なのか」という情報が重要になります。

また、病院から在宅療養への移行、訪問看護ステーションや薬局、介護事業所との連携においても、地域内で高度な在宅医療を担う医療機関を把握できることには大きな意味があります。

「おうちde医療」では、単なる医療・介護事業者の所在地検索だけではなく、行政が公表する届出情報や看取り実績などを組み合わせ、「地域でどのような在宅医療を受けられるのか」を分かりやすく可視化することを目指しています。



今後について
「おうちde医療」では今後も、地方厚生局等から公表される情報を確認しながら、「在宅医療充実体制加算」の届出情報を更新していく予定です。

また、在宅療養支援診療所・病院、訪問看護ステーション、訪問歯科、訪問薬局などについても、各種施設基準・届出事項による検索機能を拡充し、患者・家族と在宅医療をつなぐとともに、医療・介護従事者による地域連携にも活用できる情報基盤の整備を進めてまいります。
「おうちde医療」について
「おうちde医療」は、在宅医療com株式会社が運営する、患者・家族と在宅医療をつなぐ情報プラットフォームです。
全国の医療・介護・障害福祉機関の情報を収載し、訪問診療、訪問看護、訪問歯科、訪問薬局、介護サービス、障害福祉サービスなどを地域から検索できます。
所在地や距離だけでなく、各種施設基準・届出情報、看取り実績などを活用した検索環境の整備や、在宅医療・介護の現場を伝えるインタビュー・特集記事等を通じて、患者・家族が必要な支援につながりやすい環境づくりと、地域の医療・介護連携の促進を目指しています。

https://zaita9iryou.com/




【調査概要・注記】
- 「在宅医療充実体制加算」の届出施設数は、2026年7月に各地方厚生局が公表した施設基準届出情報をもとに、在宅医療com株式会社が独自に集計したものです。
- 旧「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」の1,607施設は、2025年12月時点の届出情報をもとに集計しています。

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