「Interop Tokyo 2026」アスキー全力特集! 第36回
国内唯一の代理店センコーアドバンスにその仕組みを聞いた
Interopで誰もが足を止めたロボットパッチ「XSOS」 “全自動配線”の実力は?
2026年06月23日 12時30分更新
幕張メッセで6月12日まで開催されたInterop Tokyo 2026。同展示会のライブネットワーク「ShowNet」において、ひときわ異彩を放っていたのが、XENOpticsのロボットパッチパネル「XSOS-576D」だ(参考記事:このラック、黄色すぎるぞ!? ShowNetでひときわ目立つ、ケーブルまみれのコレは??)。
展示の説明文によると、“全自動配線”が可能だという。そこで国内の正規代理店であるセンコーアドバンスのブースを訪れ、その特徴やユースケース、取り扱いを始めた経緯などを聞いた。
物理的な光回線の切り替え作業を、遠隔地からでも手軽にできる
XSOS-576Dは、オーストラリアのベンダーXENOpticsが提供する「ロボットパッチパネル」と呼ばれるカテゴリの製品だ。内蔵されたロボットが、光ケーブルのパッチング(つなぎ替え)を物理的に行い、リモートで光配線を切り替えられるという、物理層の自動化ソリューションのひとつである。
同社のロボットパッチパネルの中で最も高密度なのが同製品である。288ポート(1コネクタあたり2芯、計576芯)の光配線を収容できる。
実際の遠隔操作には、WebUIを利用する。ダッシュボードから全ポートのステータスを一目で確認でき、パッチングも対象のポートを選択するだけと、極めてシンプルだ。接続時には作業者番号などのメモ(ログ)を残すこともできる。
接続を指示すると筐体内のロボットアームが目的地まで回転して、物理的にコネクタを抜き差しする仕組みだ。1回の接続動作は60秒~90秒で完了する。未接続のコネクタやケーブルはカセットに収納され、再利用ができる点も特徴である。
さらに、人が手動で行っていた複雑な光配線も、独自のソフトウェア技術と構造設計によって、装置内部で自動化できる。
こうしたロボットパッチパネルを中央管理するための「Network Management Software(NMS)」も用意されている。単一の機器内だけではなく、拠点をまたいだ複数の機器間の接続も制御可能だ。
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