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「Interop Tokyo 2026」アスキー全力特集! 第35回

Wi-Fi 7対応の新アクセスポイントが初お披露目 Media over IP企画も面白い

魅せるアクセスポイント「WLX333」「WLX232」降臨! Interop 2026で見たヤマハのネットワーク製品の進化

2026年06月19日 09時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII 写真●曽根田元

提供: ヤマハ

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 Interop Tokyo 2026のヤマハブースでは、話題のブラックスケルトンモデルを含むWi-Fi 7対応アクセスポイント「WLX333」「WLX232」が初お披露目。その他、ヤマハルーターの新機能や新サービスのDNSセキュリティ、Media over IPのショーケースなども展示されており、見どころ満載だった。

Interop直前に発表したWLX333/232に注目集まる

 ヤマハブースで強くアピールされていたのは、6月2日に発表されたばかりの無線LANアクセスポイントである「WLX333」と「WLX232」の2機種だ(関連記事:ブラックスケルトンモデルも登場!ヤマハ初のWi-Fi 7対応AP「WLX333」「WLX232」投入)。例年、ヤマハはInteropでは開発中モデルを展示し、秋口に製品発表というパターンが多かったが、今年はInteropに発表を間に合わせてきた。気合い十分だ。

デザイン性の高い筐体を採用するWLX333の黒と白のモデル

 それもそのはず、WLX333とWLX232は同社初となるWi-Fi 7対応の無線LANアクセスポイント。Wi-Fi 7の特徴であるMLO(Multi-Link Operation)やPreamble Puncturingに対応。スループット向上はもちろん大きな売りだが、オフィスや施設など無線端末が高密度で混雑した環境でも、多数の端末が安定して快適な無線通信を実現できる性能を有している。正直、Wi-Fi 7対応は他社が先行していたため、待ちわびていたヤマハファンは多いだろう。

 WLX333/232の特徴は、なんといってもそのデザインとカラーリング。緩やかなウェーブを描く黒と白の筐体は、まさに「魅せるアクセスポイント」。特に中身が透けるブラックスケルトンモデルは、昨年末の試作機公開時も注目度は高かったが、「まさか本当に製品化してくれるとは!」と思ったユーザーは多かったに違いない。照明や配管が露出したスケルトン天井などにばっちり合いそうだ。

ブラックスケルトンモデルは基板やアンテナまでスケスケ

 WLX333/232のもう1つの推しポイントは、無線LAN管理ツール「Wellness OnStage」だ。これは従来から搭載していた「無線LAN見える化ツール」の進化版で、業務の困りごとから通信を見るというコンセプトで、新たに「Wi-Fi快適度」を導入。管理者はダッシュボードを見れば、通信が正常なのか、異常なのか、すぐにわかるという。ブースのデモは開発版のため、画面は変わる公算が高いとのことだが、製品発売後の今秋以降公開予定のファームウェアに実装される予定とのことで、楽しみだ。

進化するヤマハのネットワーク機器 スイッチ新モデルは新市場を開拓

 ヤマハネットワーク製品の代表格とも言えるルーターも進化している。昨年発売されたRTX840で搭載されたローカルブレイクアウトの機能が、RTX1300にも実装される予定だ。センタールーターに負荷をかけず、インターネット経由でクラウドサービスを利用できるようになる。また、同じく昨年発売されたNWR100には、新たに拠点間VPNのサポートが追加される。発売後も着実に進化していくのが、ヤマハネットワーク製品の大きな強みだ。

 また、参考出品されていたのは、ルーターにセキュリティ機能をアドオンする「DNSセキュリティー」だ。文字通り、DNSでの名前解決の際に悪意のある通信先や不正なカテゴリへのアクセスを検知・遮断する機能で、ルーターのオプションとして提供される予定。ヤマハの運営するセキュリティサーバーと連携し、GUIから簡単に設定や状態確認が可能になるという。こちらは今年中に発売される予定だ。

ルーターにセキュリティをアドオンできる「DNSセキュリティー」を参考出品

 そして昨年末に拡充されたエンタープライズ向けスイッチも展示。伝送能力に加え、高い信頼性や多ポートといったニーズを満たすラインナップの拡充により、今まであまりカバーできなかった大学や病院など中規模LAN構築用途での問い合わせも増えているとのこと。スイッチの管理にも対応したクラウド型ネットワーク統合管理サービス「YNO(Yamaha Network Organizer)」とあわせて、新しい市場開拓につなげていきたいという(関連記事:スイッチはどれも同じなのか? ヤマハのスイッチを導入すべき10の理由)。

エンタープライズ対応を果たしたヤマハの新スイッチ群

Media over IPをライブエンタメに! フルリモートプロダクションの未来

 ヤマハは放送のIP化に注力しているベンダーとしても知られている。今回のInteropではShowNetにおけるMedia over IP(MoIP)特別企画に参画しており、「次世代ライブ制作基盤の実証 ~東西に広がる3拠点で挑む、フル・リモートプロダクション~」を実施している。

 これは放送業界中心だったMedia over IP技術をライブエンタメに展開する取り組み。静岡県浜松市にあるヤマハ本社でバーチャルキャラクター「西郷・R・いろり」のモーショントラッキングを行ない、ヤマハ横浜オフィスで3拠点の映像・音声・モーショントラッキング・照明データを集約し、リモートでミキシング。幕張メッセのShowNet Studioとヤマハブースにライブ配信していた。

ShowNetのMedia over IP企画では3拠点をつないだリモートプロダクションを披露

 ヤマハ本社と幕張はベストエフォート型のNUROアクセス、幕張とヤマハ横浜オフィスは超低遅延のIOWN APNで接続されており、回線特性を問わないリモートプロダクションの可能性を実証。「ShowNet Media-Xのリソースを活用し、ヤマハのネットワーク機器や音響技術に加え、放送・映像業界をリードする各社の協力で実現」とのことで、まさに相互接続性をテーマとするInteropならではのコンテンツとなっている。

 その他、ヤマハブースではAV over IPネットワークや学校・ヘルスケアでの事例、ローカル環境でのリアルタイム翻訳を実現するSoundUDなどが展示。ShowNetブースの真裏というロケーションのよさもあいまって、多くのユーザーがブースに立ち寄っていた。

ブースではヤマハネットワーク製品のぷっくりシールを配布していた

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