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「Interop Tokyo 2026」アスキー全力特集! 第36回

国内唯一の代理店センコーアドバンスにその仕組みを聞いた

Interopで誰もが足を止めたロボットパッチ「XSOS」 “全自動配線”の実力は?

2026年06月23日 12時30分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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ShowNetのMDFとして1000芯以上を収容 構築自動化で施工時間を50%削減

 ロボットパッチパネルの“一番のメリット”について、センコーアドバンスの髙橋龍太郎氏は、「リモート操作で完結できること。現場に向かわなくても、リモートハンドサービスを使用しなくても、コストフリーで回線を切り替えられる」と説明する。

 現在、L2やL3に比べて、物理層の作業は自動化が進んでいないのが現状だという。インフラ技術者不足が深刻化する中で同製品を導入すれば、TCO(総所有コスト)の削減や回線工事の工期短縮につながる。

 さらに、国内で重視される災害対策(BCP)の観点でも有効だ。電力を必要とする通常の光スイッチと異なり、物理的に光ケーブルが接続されているため、電源が落ちたとしてもトラフィックには影響が出ない。

センコーアドバンス オプティカルコミュニケーションズ事業本部 営業部 係長 髙橋龍太郎氏。XSOS-576Dは、昨年のBest of Show AwardのAPN部門とShowNetコントリビュータ部門で準グランプリを受賞している

 ユースケースとしてまず挙がるのが、データセンターや通信拠点だ。多数の回線を収容するMDF(主配線盤)として導入すれば、NMSでの中央管理が可能となり、光回線の迅速な切り替えやAPIによる柔軟な制御を実現できる。

 今回のShowNetにおいてもMDFとして2台が稼働し、1000芯以上の回線を収容していた。特に効果を発揮したのは自動配線の面だという。

 「これほどの膨大な回線を手作業で正しくパッチングするには膨大な時間がかかるが、トポロジーのデータをアップロードするだけでロボットが自動で配線してくれる。去年のShowNetでも、回線の施工時間を約50%削減した実績がある」と髙橋氏。

ShowNetで1000芯以上の回線を収容したXSOS-576D(2台)

 もうひとつのユースケースはラボ環境だ。リモートで配線や試験機を切り替えられる他、スケジューリング機能を活用すれば、不在時にも試験を自動化できるようになる。

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