「Interop Tokyo 2026」アスキー全力特集! 第34回
AWSを活用しながら、国内のニーズに対応する「和魂洋才」なクラウドストレージ
いいかも、国産クラウドストレージ! DirectCloudは月額固定料金・ユーザー無制限
2026年06月17日 07時00分更新
Interop Tokyo 2026でやたら熱量高いプレゼンを披露していたのが、国産クラウドストレージ「DirectCloud」を提供するダイレクトクラウド。ふらっとブースに入って取材してみたら、中小企業のクラウドストレージの課題を解消できるサービスではないかと感じられた。
ユーザー数無制限のライセンス ストレージの階層化によるコスト削減も可能
ご存じの通り、クラウドストレージの市場はBoxやDropbox、マイクロソフト、グーグルなど外資系ベンダーが席巻している。しかし、AIやコンプライアンス、ワークフローなど中小企業にとっては使い切れない機能も多いし、利用料もかなり上がっている。よりシンプルで安価なクラウドストレージを求めているユーザーにちょっと紹介したいのが「DirectCloud」だ。
特徴的だと思ったのが、月額固定料金・ユーザー数無制限というライセンス体系。外資系クラウドストレージはほとんどユーザー単位の月額料金なので、ユーザー数無制限というのはありがたい。料金プランもさまざまで、クラウドへのデータ集約を目的とした「ビジネス」は容量4TBで月額13万円、データガバナンスを前提とした「エンタープライズ」は容量35TBで月額43万2000円。とりあえず利用者が100名を超えれば、外資系サービスより安価に始められる。
コスト面でもう1つメリットと感じられたのは、ストレージの階層化管理に対応していること。利用頻度の高いファイルは共有や編集、プレビュー、検索など全機能を使える「ホット」に、アクセスのないファイルはホットより5割安価な「ウォーム」に、一定期間の保存が義務付けられたファイルがホットより75%安価な「コールド」に自動的に仕分けることができ、ストレージにかかるコストを最適化することができる。
AIの利用もオプションで実現 フォルダ単位で利用も安心
機能面でも共有リンク、受け取りフォルダ、ゲスト招待などが可能なファイル共有を基本として、Office文書やPDFの編集、上長承認、複合機連携などが可能なワークスペース、ファイルのBCP対策、ライフサイクル管理、電帳法対応が可能なクラウドファイルサーバーなどを利用できる。実際にデモを見たが、エクスプローラライクな階層型のフォルダ管理で、ファイルサーバーと同等の使い勝手が実現されている。
また、ランサムウェア対策やアクセス権管理、情報漏えい対策、IT監査などセキュリティ・ガバナンスも標準搭載し、高度な情報漏えい対策、遠隔地バックアップなどはオプションで選択できる。AIに関しても「DirectCloud AI」のオプションをオンにすれば、Web検索、RAG、チャットボット、MCPサーバーなどが利用可能になるという。フォルダ単位でAIの利用できるデータを設定できるので、管理者も安心だ。
インフラはAWSの東京リージョンを採用し、構築・運用は日本企業のダイレクトクラウドが行なっているという、まさに和魂洋才なサービス。ダイレクトクラウド自身もセキュリティ・コンプライアンス要件を満たす第三者認証を取得しているとのこと。また、サービス稼働率も高く、月間稼働率はSLAに基づき99.997%を保証している。
導入実績は3000社、ユーザー数は150万を突破。利用継続率も96%を超えるという。外資系とは異なるコンセプトのクラウドストレージとして、選択肢に入れておきたいサービスだ。
さて、アスキーでは、「Interop Tokyo 2026 アスキー全力特集!として、現地取材チームによる記事を連載枠で掲載中! さらに、会場とアスキースタジオをつないだ特別中継のアーカイブも、ぜひ楽しんでください!
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