このページの本文へ

COMPUTEX TAIPEI 2026レポート 第120回

Noctuaの水冷クーラーは作り込みがすごいぞ! ほぼ無音で動く電源ユニットも!

2026年06月07日 13時00分更新

文● ASCII 取材● KTU

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

終幕ギリギリで、KTUは愛好家が多いクーラーメーカーNoctuaのブースへ

 6月2日から6月5日まで、アジア最大級のコンピューター見本市「COMPUTEX TAIPEI 2026」が台北で開催された。

 アスキーでは、業界を隅々まで知るベテラン・自作PC系テクニカルライターのKTUこと加藤勝明氏を取材班メンバーに起用! 現地に滞在し、イベントに密着した!

 イベント終幕の直前まで、メイン会場を駆け回って取材を続けるKTU。ここでは、彼が最終日に回ったメーカーのブースを紹介しよう。

 「冷却システムに力を入れるオーストリア・Noctuaのブースへ。SeasonicとコラボしたNoctuaカラーの電源のプロトタイプを見つけた。ファンのグリルは新型ファンのために最適化されて実質ほぼ無音で動くというが、果たして……」(KTU)

Noctuaカラーの電源のプロトタイプ

NF-A14x25 R2もしくはNF-A12x25 R2を使用したThreadripper用クーラーのプロトタイプ(KTU)

同社初のAIOクーラーNL-LC1。空冷王者が今AIO水冷に参入するだけあって、作り込みが違う(KTU)

他社製品にはない特徴は水冷ヘッドのカバーだ(KTU)

 「他社製品にはない特徴は水冷ヘッドのカバー。ここにディスプレーを付けるのがトレンドだが、ポンプの振動とノイズを軽減する設計なのがNoctua流。ヘッドカバーとヘッドの間には3種の材料を使った吸音層を配置。さらにヘッドとカバーの接続には柔らかいブッシュを使うことでカバーが共振しにくいという仕掛け」(KTU)

ヘッドの上にはマグネットでファンを設置可能。後ろにあるのはNL-LC1に標準搭載されるファンNF-A12x25 G2及びNF-A14x25 G2(KTU)

ヘッドにファンを装着する時はこんな感じ。磁石で貼り付けるだけなので、ここにオリジナルのエンブレムを装着するのも良いかも(KTU)

以前秋葉原でお披露目したポンプレスなAIO液冷はさらにブラッシュアップ。上手くいけば2027年に発売できれば良いなあとのこと(KTU)

CPUの熱を冷媒に伝えるエバポレーター

 「CPUの熱を冷媒に伝えるエバポレーターも、従来品から改良されている。表面に微細な凹凸を付けることで冷媒が沸騰してできる泡をより細かくする事により、膜沸騰でなく核沸騰をさせる。フィンの一部が欠けているなど、細かな設計にもすべて理由があるが、その詳細は速報レポートの範囲では書ききれない」(KTU)

TDP 230WのRyzen 9 9950X3DでOCCTを動かした際の温度は80度程度。ポンプがなくてこの性能なら文句ないと思うが、Noctua的にはまだまだ詰めるべき部分があるようだ(KTU)

このサーマルパッドは縦に伸びたカーボンナノチューブを2層、その間にアルミのシートを入れて縦横縦という層構造になっている。こうする事で熱伝導性と扱い易さが向上する(KTU)

 「サーマルパッドも、他社製の相変化タイプと同様に、ある程度の熱サイクルを経ないと効果を発揮しないようだ。Noctuaの想定では、一般ユーザーだと半年程度かかる場合があるとのこと。その代わりシリコングリスよりも永く持つという。ブース担当者に『ぜひとも検証したい』と言うたらNoctuaから挑戦状、もといプレスサンプルを頂いた。早速検証してやるぜ……。ちなみにこの製品は最初にRyzen用を発売。インテル向けは『あれはCPU表面がフラットではないので後になる』とのことだった」(KTU)

検証用のプレスサンプルを入手!

KTUの台湾取材記が読めるのはアスキーだけ!
アスキー編集部のXはこちら
 

 アスキーでは、KTUのポストだけでなく、現地取材記事も大量に投入中! 

【関連サイト】

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

  • 角川アスキー総合研究所
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

デジタル用語辞典