これだけ薄くても靭性が高いため、力を入れても刃先はまず欠けません。また、強度もあるため曲がりにくく、力を伝えやすいといういのもメリットです。つまり、わずかな隙間に突っ込み、そこから刃先で持ち上げて開ける、といった動作に向いています。
もうひとつのベークライト柄の方はというと、刃が約1mmとさらに分厚いのが特徴です。刃先が研がれて薄くなっているというのは同じですが、大きな違いは、表面がツルツルに磨かれていること。
これが威力を発揮するのは、ダボとピンではめ込みになっているケースの分解です。とっかかりの隙間は必要ですが、刃先さえ入ってくれればOK。刃が滑らかなので押し込むだけで刃がヌルっと入っていき、刃の厚みがいい感じに隙間を広げてくれます。ひねってこじ開ける必要もないので、傷も最小限ですむのがメリットです。
どちらも単体で使うということはあまりなく、2つを同時に使うことが多いです。ツメで止まっているケースの場合は真鍮柄の方で隙間を作ってベークライト柄の方を差し込み、ツメの位置を確認しながら、その近くに再び真鍮柄の方を滑り込ませて外す、といった感じです。
ダボとピンではまっている場合も同様に、刃先が細い真鍮柄の方でとっかかりとなる隙間を作り、そこからベークライト柄の方を差し込んで隙間を広げるというパターンが多いです。ピンが深く刺さっている場合は、ひねって隙間を広げることもあります。
どちらも刃先の幅が約9mmとそれなりにあるので、力が分散されやすくなっています。ピンポイントに力がかかり、差し込んだところがガタガタに凹んでしまうことが少ないのも気にっています。
●接着してある場合でも強引に割り開けられる
モノによっては接着されていて、ケースが開けられないという場合もあります。そんな時でも、このコジアケが活躍。とくにベークライト柄の方は刃が厚くて丈夫なので、無理やり隙間からねじ込み、ひねってバキバキと割り開けることができます。柄の形が扁平なので、ひねりやすいのもいいところです。
持ち方などはとくに決まっているわけではないので、使いやすいよう好きに持てばいいでしょう。参考までに、自分の持ち方を紹介しておきます。
真鍮柄の方は、折り曲げた中指の上に置いて親指で押さえる形。人差し指の付け根で押すようにしているので、手に対して横向きに持つ感じです。これだと人差し指がフリーになるので、コジアケの先端がズレないよう支えたりもできます。
ベークライト柄の方は、真鍮柄よりもガッツリ握っています。中指と人差し指で下側を支え、上から親指で押さえるような形です。押すときは親指の付け根を使うのでかなり力を入れやすく、しかも、持ち替えることなく左右どちらにもひねれます。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第132回
自作PC
ペン型でサッと測れる激安マルチメーター、これかなりアリでは? -
第131回
自作PC
見た瞬間「でかっ!」となるドライバー、使ってみるとかなり合理的だった -
第130回
自作PC
「そんなの何に使うの?」と言われた“養生クッションマット”、絶賛するようになった理由 -
第129回
自作PC
ACアダプターはもういらない!? USB充電器の電圧を変更できるUSB PDトリガーケーブルを4種類試してみた -
第128回
自作PC
着た方が涼しいは本当か? ワークマン「XShelter」で40度の部屋に入ってみた -
第127回
自作PC
身の回りのもの、どれくらい“見えない数値”が出てる? 測ってみた -
第126回
自作PC
精密ネジ、締めすぎてない? 自動で止まる電動ドライバーのありがたみ -
第125回
自作PC
「安全靴いらない」と思っていた自分を殴りたい -
第124回
自作PC
ケルヒャーの“小さすぎるスチームクリーナー”、売れる理由がわかった -
第123回
自作PC
被覆むきの悲劇、ついに解決!握るだけの理想的なワイヤーストリッパー - この連載の一覧へ

















