このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

みやさとけいすけの工具探検隊 第128回

着た方が涼しいは本当か? ワークマン「XShelter」で40度の部屋に入ってみた

2026年04月28日 17時30分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

夏が来る前に、40度を体験してきました

●もう“暑さは服で何とかする時代”じゃない

 すっかり寒さが和らぎ、春だと実感する今日この頃。過ごしやすくなってきたのはいいですが、この気温がずっと続くわけではありません。梅雨が明ければ……いや、梅雨の最中からいきなり暑くなる、というのがここ数年経験していることです。

 季節の寒さ暑さ対策というのは、服が基本。分かりやすいのは、寒ければ厚着をし、暑ければ脱ぐというものでしょう。とはいえ、ここ10年ほどの寒暖変化はかなり大きくなっていますから、服の脱ぎ着だけで何とかするのは正直ムリ。とくに夏場は40度を超えることもあるため、全裸でも暑さに耐えられません。暑いものは暑い。

●技術で乗り切れるのか?ワークマンの新しい酷暑服を体感

 体が進化しないなら、技術でそれを補えるというのが人間です。そこで活用したいのが、機能性の服。少し探してみると、気化熱で体を冷やしてくれる素材を使ったものや、風を送り込むファン付きウェア、水冷やペルチェなどを使った冷却装置付きベストなど、イロイロと魅力的なアイテムが見つかります。

 今回、ワークマンが酷暑対策製品の発表会をするということで、どんな製品があるのかを見に行ってきました。

 熱を遮断したうえ、気化冷却の効率を高めることで、着た方が暑さをしのげるというウェアが「XShelter暑熱軽減シリーズ」。このシリーズには大きく3つの分類があります。

①軽さと快適さ重視の「暑熱α」は着ている方が涼しい

 1つは軽くてしなやか、速乾性があってサラッと肌離れがいい「暑熱α」。アウトドアからスポーツ、そして日常でも使るカジュアルな製品群で、暑さを防ぎたいけれどかさばるのは嫌だという人にピッタリな物です。強みは、ジャケットから半袖シャツ、ベスト、パンツ、さらには帽子や日傘、ポンチョまで、あらゆる形状が用意されていること。これらを使って全身をガードするのもよし、一部だけ取り入れるもよしと、個人に合わせ自由に使えます。

 会場の片隅に、室温を40度近くにまで上げ、どのくらい暑さに耐えられるのかを試せる灼熱体験ルームがあったので、そこで「XShelter暑熱αフーディ」(価格2900円)を試してみました。

熱源から発せられた容赦ない熱を浴びて、快適さをチェック

 ウェアを着ていない下半身や手、顔は、夏の日差しに焼かれるような暑さを感じましたが、ウェアの下はまるで日陰に入っているかのよう。明らかに、熱を遮ってくれているという感覚があるのが不思議でした。

 さらに、霧吹きでウェアを湿らせると気化熱による冷却をより感じられるというので吹き付けてもらったところ……これがかなりのもの。単純に服が濡れて冷たいというのはありますが、スーッとするような涼しさが感じられました。また、濡れると肌に貼り付いてしまう気がするのに、それがなく、サラサラと滑ります。正直、ここまでうたい文句通りの体験ができるとは思っていなかっただけに、素直に驚きました。

気化熱によって涼しくなり、さらにベタつかないという不思議

●見た目は不審者。でも機能はガチ

 もうひとつ、このXShelter暑熱αフーディの特徴となるのが、“不審者スタイル”。ファスナーを下から頭の上まで全て閉めることで、体だけでなく、顔も熱やUVから守れるというのがメリットです。

フードの先端までファスナーを締めてみた筆者

 見た目は完全に不審者ですが、中は意外にも快適。無数にある小さな穴から外はしっかり見えますし、息苦しさもありません。さすがにこの姿で屋外を歩けませんが、庭や家庭菜園などでちょっとした作業をするときは、このスタイルが最強じゃないかと思うほどです。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

  • 角川アスキー総合研究所
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

デジタル用語辞典