IoTにもStarlink、クマや山火事対策に
そんななか、KDDIは一般ユーザー向けと共に法人ユーザー、特にIoT分野を強化してきた。
ここ最近、クマの出没が全国各地で相次いでいる。
農作物だけでなく人的な被害が拡大するといった獣害が社会課題となっている。
クマなどが出没したら、いち早く発見し、対処できるようワナなどに通信回線を仕込んでおくことが望ましくなっている。
当然、山の近くとなれば、携帯電話は圏外であることが多い。そんななか、Starlinkとの直接直接通信が可能であれば、ワナで出没を検知し、通信によってすぐに対処が出来るようになるというわけだ。
また、山火事の被害も全国的に拡大している感がある。
実際に消火活動を行っても、完全に鎮火したかどうかは、人間が山に入り目視して確認する必要がある。仮にドローンに衛星との直接通信できるモデムを搭載すれば、上空から赤外線カメラで山肌を撮影し、熱を持っていなければ、鎮火しているといった確認ができるようになる。
まだ炎上する可能性がある山に、人が入るよりもドローンであれば安全だ。
圏外エリアの山小屋などには電気や水道のメーターが設置されているが、いままで人力でそれらの数値を確認しなければならなかった。Starlink Directがあれば、スマートメーターによって遠隔で使用量をチェックできる。
また、圏外エリアの集荷ポストに投函されるかどうかも、通信モジュールがあれば、投函の有無を遠隔で把握できるようになる。
投函が確認できたタイミングだけ、集荷に向かえば、人的負担はかなり軽減されると期待される。
今後、労働人口が減っていくなか、いかに効率的に業務をこなすかが法人や自治体に求められていく。そういったニーズに対して、au Starlink Directを訴求していくようだ。
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