お花見といえば、みんなで集まって、場所取りして、ちょっとした宴会—そんなイメージ、まだありますよね。
ところが最近、その“定番の花見スタイル”が、少しずつ変わってきているようです。
まず目立つのが、シンプルに「規模が縮んでいる」こと。ある調査では、2026年の花見市場は前年比で約2割減。予算も1人あたり1,000円以上減っており、かなりはっきりとした節約傾向が出ています。
背景にあるのは、やはり物価高。外食やレジャー全体で支出を抑える流れの中で、花見も例外ではなくなっているようです。
その結果として広がっているのが、「安・近・短」のスタイル。遠出して一日がかりで楽しむのではなく、近場でサッと見て帰る。いわば“生活の延長線上の花見”です。
さらに興味深いのが、「ソロ花見」の増加。ひとりでふらっと桜を見るというスタイルが、じわじわと定着してきています。
実際、近場でひとり花見をする人の割合は増加傾向にあり、特に夜の花見では前年比1.3倍に。わざわざ集まるのではなく、通勤や帰宅のついでに楽しむ。そんな使い方が増えているようです。
みんなで盛り上がるイベントから、自分のペースで楽しむ時間へ。お花見は今、静かに“個人化”しているのかもしれませんね。
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