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RICOH「GR IV Monochrome」
買いたくても買えないカメラ 今度はモノクロしか撮れない「GR IV」が登場
2026年02月16日 17時00分更新
GR IV Monochromeは、単に人気のコンデジ「GR IV」の派生モデルという感じではありません。センサー設計から表現思想まで、モノクロ撮影を前提に作られた別物のカメラです。
カラーフィルターを廃した専用センサーや、モノクロ撮影に特化した機能など、写真表現を突き詰めたい人向けの仕様が随所に盛り込まれています。一方で、価格や用途の尖り具合から、誰にでもオススメできるモデルではありません。
ここからは、GR IV Monochromeならではのメリットと、購入前に確認したいポイントを紹介します。
GR IV Monochromeを購入する3つのメリット
ポイント(1)色を捨てた解像感
最大の特徴は、カラーフィルターを持たない専用モノクロセンサーを搭載している点です。一般的なカラーカメラでは、色再現のために光を分解しますが、このモデルではその制約がありません。
その結果、レンズの解像性能や階調表現をダイレクトに引き出せます。被写体の質感や空気感がより生々しく写り、モノクロで撮る意味をはっきりと感じられます。
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ポイント(2)赤色フィルター内蔵
本機は、モノクロ撮影で定番の赤色フィルターを内蔵しています。これはコントラストを強調するためのもので、特に風景撮影で効果を発揮します。
たとえば青空を撮影すると、空はぐっと暗く沈み、雲はより白く浮かび上がるように描写されます。フィルター効果を後処理に頼らず、撮影時点でコントロールできるのは、撮る楽しさを大きく広げてくれます。
ポイント(3)細部までモノクロ仕様
ボディー形状は通常のGR IVと共通ですが、外装はマットな質感に仕上げられ、反射を抑えた落ち着いた印象です。さらに、アクセスランプも白色発光となっており、細部にまで統一感があります。
性能だけでなく、触ったとき・使っているときの気分まで含めてモノクロ専用機として作り込まれている点は、所有欲をしっかり満たしてくれます。
購入時に確認したい2つのポイント
ポイント(1)価格はかなり高め
通常のGR IVでも高価と言われていましたが、Monochromeモデルはさらに価格が上がり、直販価格で28万3800円となっています。約9万円の上乗せは、気軽に選べる金額ではありません。
この価格差をどう捉えるかが、購入判断のポイントになります。
ポイント(2)最初の1台には向かない
モノクロしか撮れないので、初めて買うカメラとしてはハードルが高いです。そもそも人気なので買えるチャンスはそうありません。仮に抽選に当選して買えたとしても、撮影する感覚が気に入ったのなら、おそらく通常モデルも欲しくなるような気がします。
ただし、普段はスマホでカラー撮影をして、作品づくり用にモノクロ専用機を使う、ということなら不便は感じないでしょう。

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