このページの本文へ

あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第211回

be quiet!/テックウインド「DARK MOUNT」

男の子はこういうのが好きなんです!パーツを合体させて使える【超】多機能キーボード

2025年12月13日 17時00分更新

文● ドリまつ/三宅/ASCII 編集⚫︎ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
be quiet! DARK MOUNT

便利な各ツールはキーボードと分離します

 DARK MOUNTは、be quiet!らしい静音性と高品質なつくりに加え、着脱ギミックのあるテンキー&メディアドックなどの各ツールを組み合わせた唯一無二のキーボード。利き手や使用環境に合わせて形態を変えられる柔軟性はもちろん、高い静音構造や多彩なカスタマイズ性も魅力です。ここでは、本キーボードならではのメリットと、購入前に知っておきたいポイントを紹介します。

DARK MOUNTを購入する3つのメリット

ポイント(1)合体ギミックで理想の操作系を構築できる

 DARK MOUNTの最大の特徴は、テンキー、メディアドック、パームレストを合体させて使える構造です。利き手を問わず左右どちらにも装着可能で、自分の使用環境に合わせて必要なモジュールだけを取り付けるという柔軟な運用ができます。キーボードだけを単独で使えばコンパクトな作業環境に、全部載せモードにすれば多機能ショートカットデバイスとして活躍するなど、机の広さや用途に合わせて使い分けられます。

 ショートカットキー系の周辺機器を別途購入する必要がない点も大きいです。専用デバイスを複数そろえるとトータルの出費も重くなりがちですが、DARK MOUNTなら1台でほぼ完結します。これから作業環境を整える人にとっては、むしろ総額が安く済むかもしれません。

be quiet! DARK MOUNT
be quiet! DARK MOUNT

左手にテンキーを置いた場合(写真左)と右手にテンキーを置いた場合(写真右)。利き手は関係なく、自由に着脱可能です

YouTubeでbe quiet!/テックウインド「DARK MOUNT」のレビュー動画を見る

ポイント(2)8つのディスプレイキーで操作が爆速化

 テンキーの上部にはアプリランチャーや機能割り当てができるディスプレイキーを8つ搭載しています。アイコンを表示するため視認性が高く、ボタンを押すだけでPhotoshopのツール切り替え、OBSのシーン変更、音量調整などを一瞬で呼び出せます。

 ショートカットの暗記が苦手だったり、作業ごとに操作が複雑だったりするクリエイターにとっては大きな武器。一般的なマクロキーよりも使っていて気持ち良い操作感があり、まさに「ミニ版 Stream Deck」をキーボードに統合したような便利さです。

be quiet! DARK MOUNT

このディスプレイキーによって操作が加速します。これが本当にラク

ポイント(3)極めて静か。静音構造とアルミ天板の仕様

 be quiet!といえば静音ブランド。その名のとおりの仕上がりで、DARK MOUNTも3層の防音構造+フォームの詰まったスペースバー+潤滑済みスタビライザーなど、徹底した静音設計が採用されています。

 さらにトッププレートはアルミ素材で剛性が高く、安定したタイピングを実現。ゲーミング風の外観ながら非常に静かで、深夜の作業や静かなオフィスでも使いやすい仕様です。「クリエイティブ作業に集中したい」「打鍵音を気にせず使いたい」という人のニーズにも応えてくれます。

be quiet! DARK MOUNT

be quiet!というブランドの名のとおり、キータッチはとにかく静か

購入時に確認したい2つのポイント

ポイント(1)3万8000円という価格

 実売価格3万8000円は、キーボードとしては確かに高価格帯です。ただし、テンキー、メディアドック、ショートカットパッドを別でそろえると総額が跳ね上がるため、全部入りを1台でまかなえるという点を評価すれば割高感は薄れます。

 とはいえ「そこまで多機能はいらない」「静音性だけ欲しい」という人にとってはオーバースペックになりがち。同シリーズにはスイッチの違いや機能を抑えたモデルもあるため、必要な性能でモデルを選択してみてください。

be quiet! DARK MOUNT

DARK MOUNT(写真下)のほか、3Dメディアホイールと5つのマクロ/マルチメディアキーを搭載する「LIGHT MOUNT」(写真上)。LIGHT MOUNTの実売価格は2万4000円前後

ポイント(2)USB接続のみでワイヤレス非対応

 DARK MOUNTはUSB接続オンリーの有線キーボードです。レイテンシの少なさや安定性ではメリットがありますが、「ワイヤレスじゃなきゃ嫌だ」「ケーブルを極力減らしたい」というユーザーには向きません。机の配線をミニマルにしたい人は、ワイヤレス対応モデルの検討が必要です。

be quiet! DARK MOUNT

接続はUSB Type-C(有線)のみ

■Amazon.co.jpで購入

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

  • 角川アスキー総合研究所
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

デジタル用語辞典