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富士通クライアントコンピューティング「FMV Note U(UX-K3)」
世界で一番軽いノートPCが、今度はACアダプターも大幅軽量化に成功 富士通のFMV Note U UX-K3
2025年11月19日 17時00分更新
そんな驚きの体験を提供してくれるFMV Note Uですが、この秋の新製品では本体以外の軽量化も進みました。
FCCLはACアダプターまでも軽量化し、持ち運ぶ総重量を大きく削減しています。ノートPCの軽量化はここ数年メーカー各社が力を入れるポイントですが、ACアダプターまで徹底して軽くしてくるのは正直「富士通またやったな」という印象です。
多くの人が「軽さ」=「本体重量」だけに目が向きがちですが、実際の持ち歩きでは付属品も含めたトータルの重さが重要です。その点でUX-K3は、軽量化の“抜けない部分”まで手を入れてきた数少ない一台だと感じました。
FMV Note U(UX-K3)を購入する3つのメリット
ポイント(1) 圧倒的な携帯性と快適性。約634gという重さは「パソコンを持っている感」を消してくれる
UX-K3の最大の魅力は、言うまでもなく約634gの軽さです。14インチクラスでこの数字を実現し、初めて手にした時のインパクトはかなり大きいです。
1kgを切るノートPCは数あれど、ここまで軽いと“持ち運びの体験そのものを変える要素”になってきます。バッグに入れても肩が張らないので、仕事の移動はもちろん、オフの外出時にそのまま持ち出しても負担になりません。
従来機の付属ACアダプターは約280gでしたが、本モデルのアダプターはなんと約151g! 軽量PCの弱点として「本体は軽いのにアダプターが重い」というものがありますが、UX-K3はそこをきっちり潰してきました。軽量化にとことんこだわった、ノートPCとなっています。
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ポイント(2) アダプターレスで使える豊富なポート類。打鍵感も良好で軽いだけじゃない
軽量ノートPCは薄型化のためにポート類が削られがちですが、UX-K3は真逆のアプローチです。有線LAN、HDMI、USB Type-A、USB Type-Cを標準搭載し、ビジネス現場で必要な物をしっかり揃えています。
プロジェクター接続に変換ドングルを探す必要もなく、会議室のLANにもそのまま挿せる。この“アダプターレス化”は軽量ノートでは珍しい設計で、現場でのストレスを最小限にしてくれます。
タイピングのしやすさにも配慮されており、19mmのフルキーピッチと1.5mmのキーストロークを確保。軽さを優先するPCの中には、打鍵感が軽すぎたりストローク不足で疲れやすいものもありますが、UX-K3はその心配がありません。長時間の文字入力が必要な仕事でもきちんと使える設計になっています。
耐久性もMIL-STD-810H準拠としっかりしており、満員電車の圧力やバッグ内の衝撃、水滴程度の水濡れなど、日常のトラブルを想定したタフさも備わっています。軽い=壊れやすいかもという不安を持つ人でも安心して使えるモデルではないでしょうか。
ポイント(3) 独自AI機能でオンラインコミュニケーションも充実
オンラインコミュニケーションに強いのも魅力です。AIノイズキャンセリングは周囲の雑音をしっかり抑えて声をクリアに届けてくれるので、カフェやシェアオフィスなどの環境でも安心して会議に参加できます。
独自の顔補正機能「Umore」も便利で、顔色や光の当たり方を自動で調整してくれるため、カメラ映りが安定します。オンラインミーティングが多い人ほど効果を感じる機能です。
セキュリティ面も抜かりなく、Windows Hello対応の指紋センサーを搭載。ワンタッチでログインでき、作業中に席を離れる時もすぐにロックできます。さらにプライバシーシャッターを物理的に閉じられるので、カメラの誤作動が不安な人にも安心です。
購入時に注意するべき側面
軽量化の影響でバッテリー容量などには割り切りもある
ここまで徹底的に軽量化されているため、バッテリー容量はやや控えめです。公称では最大約7時間(JEITA 3.0動画再生)となっていますが、長時間外で作業するタイプのユーザーにはやや不安が残る可能性があります。
もちろんUSB Type-C経由で充電できるため、モバイルバッテリーや軽量アダプターを併用すれば問題はありませんが、1日フルで電源なしの運用を想定するなら同じNote Uシリーズで長時間駆動モデルのU77-K3のほうをおすすめします。
UX-K3は最軽量モデルで、U77-K3は長時間駆動モデルと上手く区分けされているので、自分の日々の使い方にあったほうを購入するのがよさそう。
Uプロセッサー搭載、重い作業やファン音の感じ方は人を選ぶ可能性
UX-K3はCPUにインテルCore Ultra 7 255Uを採用しており、省電力性と軽さを優先した構成です。通常のビジネス利用であれば十分ですが、動画編集や3D処理などの重い作業をメインにしたい場合は、カスタムメイドで選択できるワンランク上のHクラスCPUを搭載したモデルを選んだほうが快適です。
また、本体が非常に薄く軽いぶん、負荷をかけた際のファン音は環境によって気になることがあります。普段使いでは静かなものの、処理が重いタスクを実行しているときは音が立つ場合があるため、シーンによっては注意が必要です。

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