このページの本文へ

あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第183回

ロジクールG「G515 RAPID TKL」

使用感抜群 見た目が普通過ぎるロジクールGのゲーミングキーボードがオンオフ使いやすくなって登場

2025年11月17日 17時00分更新

文● ドリまつ/三宅/ASCII 編集⚫︎ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
G515 RAPID TKL

ロジクールG初となるロープロファイルモデルでラピッドトリガー採用のキーボード

 G515 RAPID TKLはロジクールGの新しい方向性を象徴するモデルです。デザインが落ち着いていて普段使いの場面でも馴染むのに対し、中身はしっかりゲーミング仕様。ラピッドトリガー採用により、キーの押し込み/押し上げを高速で検知して、素早い入力が可能です。

 ロープロファイル設計によりキーの高さが低いため、手首に負担がかかりにくく、長時間の作業やゲームにも向いています。ゲーミングとワーク、両方で満足できるキーボードが欲しい人にとって理想的な選択肢でしょう。ここからは、メリットとデメリットを交えながら、G515 RAPID TKLの魅力を掘り下げていきます。

G515 RAPID TKLを購入する3つのメリット

ポイント(1)ゲームも仕事も“これ1台”で完結

 ロジクールGらしい安定したキータッチを保ちながら、ラピッドトリガー対応によってキーの動きを高速で検知するため、FPSなどの素早い操作が必要なゲームにも役割を果たしてくれます。

 一方で、ロープロファイル構造によりストロークが浅く、タイピングも軽快。ゲーム用と仕事用でキーボードを使い分ける必要がないという点が最大の魅力です。2台買わずに済む、デスクが散らからない、切り替えのストレスもない。これらの要素は日々の使用に効いてきます。

G515 RAPID TKL

デスク上のキーボードはこれ一台で完結

YouTubeでロジクールG「G515 RAPID TKL」のレビュー動画を見る

ポイント(2)カスタマイズ設定も豊富

 専用ソフトウェアによって、ラピッドトリガーのしきい値や反応速度を細かく調整できます。強めに叩く人も、浅めのタッチで入力する人も、自分のクセに寄り添う設定が可能です。

 そのほか、キーの割り当てやマクロの構築、RGBライティングのセットアップにも対応します。自分好みの操作感や見た目に仕上げられるので、「使い始めてから育てていく」感覚があるのも楽しいポイントです。

G515 RAPID TKL

専用ソフトウェア「G HUB ゲーミングソフトウェア」からカスタマイズ可能

ポイント(3)パームレスト不要の快適さ

 ロープロファイルの恩恵として、手首を浮かせずに入力できるので長時間のタイピングやゲームでも疲れにくいのがポイント。パームレストを追加で購入する必要がなく、バッグに入れて持ち運ぶにも良さそうなキーボードです。

 普段のキーボード操作で「気づいたら肩や腕に力が入っていた」「身体に負担がかかっている気がする」という悩みを抱える人には、メリットを実感しやすい設計かもしれません。

G515 RAPID TKL

厚みを抑えているからパームレストがなくても打ちやすい

購入時に注意したい2つのポイント

ポイント(1)性能はバランス型。特化型が必要なら別モデルも視野に入る

 G515 RAPID TKLはゲームでも仕事でも使えることを目指したモデルのように感じるので、極端なゲーミング特化やテキスト入力特化ではありません。ゲームしかしない、仕事でしか使わない、というユーザーにはもっと安価で適したモデルがあるかもしれません。

 言い換えれば「両立こそが価値」だと理解して手にすべきキーボードです。デスクに置きっぱなしで必要なときにしっかり応えてくれる性能なので、ゲームでも仕事でも使いたい人にはちょうどいい選択肢だと感じます。

G515 RAPID TKL

極端にゲームやタイピングに寄った特徴があるわけではない

ポイント(2)いかにもゲーミングな見た目が欲しい人には装飾が物足りない

 RGBライティングの演出や派手な装飾は控えめです。シンプルなデザインは使いやすい一方で、ゲームをしていてキーボードの存在感を出したい人には物足りないかもしれません。

 オンとオフを行き来する人のためのデザイン。その思想がそのまま外観に現れているような印象です。

G515 RAPID TKL

シンプルなデザイン。ゆえにゲーミングな見た目としての装飾が少ない

■Amazon.co.jpで購入

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

  • 角川アスキー総合研究所
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

デジタル用語辞典