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マウスコンピューター「G TUNE P5-I7G60RD-C」

ここまで赤いノートPC見たことある? マウスが作ったインパクトありすぎゲーミングノートを見る!

2025年10月28日 17時00分更新

文● イチ/岡本/ASCII 編集⚫︎ASCII

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 ここまで色の話ばかりしていますが、このノートPCはただの“見た目勝負”ではありません。CPUにはインテルCore i7-13620H、GPUはGeForce RTX 5060または5070を搭載し、ディスプレーはWQHD/165Hz対応。スペック面も本格的で、最新タイトルを快適に動かせる性能をしっかり持っています。

 マウスらしい手堅い構成に、遊び心のあるデザインを合わせたモデル。見た目の派手さに目を奪われますが、使ってみると「ちゃんと実用的だな」と感じるはずです。赤い筐体にPCゲーマー向けの本気を詰めこんだ、“遊びも仕事もガッツリやりたい人向け”の一台です。

G TUNE P5を購入する3つのメリット

ポイント(1)赤いだけじゃない、実はスペックとコスパのバランスが◎

 G TUNE P5の第一印象は、もちろん「赤い!」の一言。でも、実際に中身を見てみると、この色以上に「ちゃんとコスパがいい」という事実に気づきます。搭載しているのは、インテルCore i7-13620H、そしてGPUにGeForce RTX 5060または5070。

 本モデルは標準でメモリーは32GB、ストレージは1TB SSDと、ミドル〜ミドルハイではかなり手厚い構成。それでいて価格はRTX 5060 Laptop GPU搭載モデルが22万9900円、RTX 5070 Laptop GPU搭載モデルが25万9800円と、この性能でこの価格はコスパ良好です。

 さらに国内メーカーらしく、保証やサポート体制がしっかりしているのも強み。3年間修理補償や24時間365日の電話対応などはマウスコンピューターならではの要素です。

 見た目だけで勝負しているようで、実は中身もまとまっている。派手な見た目に惹かれた人が、「使ってみたら意外と本格派だった」と感じるタイプの製品と言えます。

YouTubeでマウスコンピューター「G TUNE P5-I7G60RD-C」のレビュー動画を見る

ポイント(2)165Hz対応のWQHD液晶&縦横比16:9でゲーム向けど真ん中モデル

 ディスプレーも本製品の大きな魅力です。ゲーミングノートは単体で使う人はもちろん、自宅ではタワー型のゲーミングPC、出先ではゲーミングノートという使い方をする人も多いのですが、「プレイ環境を考えると縦横比は16:9がいいのに最近は16:10が主流で……」という声も少なくなかったようです。その声に応えて、本製品では16:9のディスプレーをあえて採用。

 15.6型WQHD(2560×1440)液晶はリフレッシュレート165Hz対応。アクションゲームやFPSで敵の動きが見やすく、発色も鮮やかなので、プレイ中の没入感がぐっと高まります。ゲームはもちろん動画を楽しむのにも◎でしょう。

ポイント(3)ファンは比較的静かで持ち運びもギリギリ可能と日常にも対応する

 ゲーミングノートと聞くと「重くてうるさい」という印象を持つ人も多いと思います。でもG TUNE P5は静音性能にもしっかりこだわりが見られます。

 ファンブレードを従来より増やして79枚構成にすることで静音性を向上し、4方向排熱システムにより冷却を実現した結果、システム全体の動作音を約23%低減したとのこと。

 実際に使用してみても高負荷がかかった状態でも風切り音がかなり控えめです。GPUの温度管理も安定しており、長時間プレイしてもパフォーマンスが落ちにくくなっています。「派手な見た目なのに、音は静かで落ち着いてる」。そんなギャップも魅力です。

 一方、本体の重量は約2.19kg。ゲーミングノートとしてはリュックに入れて持ち運べるギリギリのラインと言っていいでしょう。厚みも約26.3mmで角のデザインもやや丸みがあるので、カジュアルに使える印象です。

購入時に注意するべき側面

超派手なため、人は選ぶ(なお、ブラックとホワイトもあり)

 このモデルの魅力でもあり、同時にハードルにもなるのが「真っ赤なデザイン」です。部屋や自宅では最高に映えますが、カフェや大学などで使うと、かなり目立ちます。

 個性的なデザインを楽しめる人にはぴったりですが、「落ち着いたデザインが好き」という人にはやや派手すぎる印象もあるかもしれません。ですが、その「尖った色がかっこいい!」「人と違うゲーミングノートが欲しい!」と思っている人にはぴったりのモデルだと思います。ちなみにG TUNE P5には、ブラックとホワイトのモデルも用意されているので、落ち着いた感じがいいという人なら、そちらを選択するのももちろんありです。

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