ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。お酒が大好きで、つい平日から飲みすぎてしまうことがあります。そんな翌日は昼過ぎまで体が重く、だるさが残ることも……。
そんな時に「これ、つい頼んじゃいそう」と思ったのが松屋の新メニュー。個人的には“当たり”です!
松屋「具だくさん肉吸い」登場
牛めしの松屋は、10月21日から「具だくさん肉吸い」を全国で販売開始しました。ライスと生玉子が付いたセットで価格は860円。
関西のローカルメニューとして知られる「肉吸い」。最近では居酒屋チェーンなどでも提供されるようになり、認知度が広がっています。私自身も、初めて知ったのは某串カツチェーンでした。
今回、松屋はこの肉吸いを地域限定ではなく全国展開。ポスターには「松屋から全国に伝えます。肉吸いの魅力を。ありがとう、大阪!」と書かれていて、大阪・関西万博の終幕に合わせたようなメッセージ性を感じます。
肉吸いは、大阪のとあるうどん屋が「肉うどん、うどん抜きで」という客の注文に応えて誕生したとされる料理。牛肉の旨みと関西風のだしが特徴です。
松屋版の肉吸いは、生玉子が殻付きで提供されます。具材は牛肉、玉ねぎ(牛めしと同様のものと思われる)、豆腐、そしてたっぷりのネギ。
スープをすすってみると、関西風の甘めのだしに牛肉のコクが合わさり、滋養を感じるようなほんのり甘い味わいでした。
セットの玉子はどう食べようか少し迷いましたが、私はご飯に落として卵かけご飯にしました。
優しい甘さのつゆは体に染みて、ご飯との相性も良好。松屋の期間限定メニューは時にガツンと“濃いめ”に感じることがありますが、肉吸いは汁ものという特性からか、過度さはなくバランスよく感じました。
また、おつゆがメインと思いきや、意外に牛肉、豆腐など具だくさんで満足感ありましたよ。
二日酔いにも、お酒の〆にもよさそう
肉吸いを食べ慣れている人からするとまた違った感想があるかもしれませんが、松屋の期間限定メニューとして見たとき、ご飯との相性も良く、とても満足度が高い一品でした。特に、二日酔いなど体調がいまひとつな時でも、さらっとかき込めそうです。
もちろん、深夜にお酒の〆にふらりと立ち寄っていただくのにもぴったりだなと。優しい甘さのおつゆが、飲んだ後の体に染み渡りそうです!
(※文中の価格はすべて税込)

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