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ゆるっと知見を深める楽しい会「TECH.ASCII ゆるっとナイト」 第3回

TECH.ASCIIが“濃い”FileMakerファンの皆さんと「ゆるっとナイト#1」を開催しました

30年使い込んでも、まだまだ楽しい名ソフト なぜ人々は「FileMaker」を愛する?

2025年09月10日 12時30分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 皆さんこんにちは。ASCII.jpの中でビジネス系ITを担当する、TECH.ASCII編集部の大塚と申します。

 まだまだ暑さの続く2025年9月1日、TECH.ASCIIが主催する、少人数&参加者主役の新イベント「ゆるっとナイト ~情シス&エンジニア ミーティング~」の第1回が、都内にあるASCII Lab. Space(角川アスキー総合研究所 本社)で開催されました!

 この夜は「FileMaker ファンミーティング」として、13名の皆さまにお集まりいただき、FileMakerにまつわるご自身の体験談や、FileMakerのここが好き/ここが困るなどなどのテーマを、まさに“ゆるっと”話し合う、楽しい交流の場になりました。

 参加者全員による“濃い”FileMakerファントークに加えて、ガラポンあり、うなぎありの熱くて熱い一夜。どんな様子だったのかをレポートします。

巨大ガラポンが登場。その意味はのちほど……

“FileMaker沼”にハマった人たち ―予想外に“濃い”皆さんが集結

 ゆるっとナイトは、TECH.ASCIIが「情シス部門の方やエンジニアの方ともっと仲良くなりたい!」とスタートさせた、少人数で“参加者が主役”の対面イベントです。

 「テクノロジーと現場の知見が交差する」――と、イベントのコンセプトはちょっと堅苦しいですが、実際はアスキーらしく、ゆるっとやっていくつもりです。ビジネスITの現場にいらっしゃる情シス、社内開発者、エンジニアといった皆さんが、気軽に集まり、出会い、語り合い、お互いに学べる、そんな交流の場づくりを目標としています。

 ではなぜ、その第1回のテーマが「FileMaker」だったのか。言い出しっぺは弊社、角川アスキー総合研究所の取締役である吉川です。プライベートからビジネスまで、25年以上にわたってFileMakerを愛用し、「あらゆる業務課題はFileMakerで解決できる!」と強く信じる男、吉川。そんな吉川が「自分と同じようにFileMakerが好きな方と、FileMakerの話題で盛り上がれたらうれしい!」と思ったのがきっかけです。

イベント進行を務めた、FileMaker大好きおじさんの角川アスキー総合研究所 取締役 吉川栄治(右)と、TECH.ASCII編集長 大谷イビサ(左)

 そんな吉川の思いが伝わったのか、集まった皆さんのFileMaker歴を尋ねてみると、「20~30年」という方の割合が最多。とても“濃い”ファンミーティングであることが判明しました。FileMakerのユーザーコミュニティに参加されていたり、個人でFileMakerの解説コンテンツを執筆されていたりする方もいて、お互いに顔見知りというケースもちらほら。どなたかが「“FileMaker沼”にハマった人たち」と表現されていましたが、かなり広くて深い沼のようです。

 お仕事の業種は多彩で、お医者様や病院勤務の方、学校勤務の方、ECサイト運営、編集者といったユーザー側の方と、システムの受託開発や開発サポートをされている方、FileMaker公認トレーナーの方などなど。ただし、たとえ「ユーザー側」と言ってもFileMakerなので、自ら業務アプリを開発しているような、技術的にも詳しい方ばかりでした。

「最初に使ったFileMakerは、バージョンいくつ?」という会話だけで、お互いのFileMaker歴が分かってしまう皆さん

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