ごきげんよう。9月に入っても、まだまだ暑い日が続きますね。
そんな中、コンビニ各社では早くも中華まんがスタートしています。ファミリーマートでは8月19日から今シーズンの中華まんを販売開始。「小腹を満たしたい」「冷房で冷えるので温かいものがほしい」といった理由から、暖かい時期でも中華まんにはジワリとしたニーズがあるそうです。
ちょっとリッチ「極旨 黒豚まん」伸びてます
さて、ファミリーマートでは9月9日から、中華まんシリーズの主役級である「極旨 黒豚まん」(240円)を販売開始します。近年ファミマでは200円以上の高価格帯中華まんの売上比率が目覚ましく伸び、2024年度には全体の約25%を占めるまでになりました。
その人気を牽引しているのが、2019年に登場した「極旨 黒豚まん」。国産黒豚を使い、具材比率を高めたボリューミーな仕立てで、高価格帯ながらも支持を集めています。
今シーズンはこの「極旨 黒豚まん」に新フレーバーが登場します。その名も「極旨 黒豚まんカレー」(240円)で、同じく9月9日から期間限定で店頭に並びます。こちらは、ファミリーマートの調査で「極旨 黒豚まんで食べてみたい味」の1位に挙がった“カレー”を商品化したものです。
シンプルなおいしさに納得「極旨 黒豚まん」
商品説明会でいち早く試食してきました!
まずは定番の「極旨 黒豚まん」からいただいてみましょう。こちらは昨年も好評だったことから今シーズンの変更点はありません。
「極旨 黒豚まん」は、具材比率が50%。つまり皮と具材が5:5の割合で、たっぷりとした具材感が特徴です。中身には国産の黒豚と玉ねぎを100%使用。さらにアルペンザルツ岩塩で肉の旨みを最大限に引き出したとしています。
定番の「肉まん」と比べると、全体重量は約1.3倍。挽き肉のカットサイズもファミマ中華まんの中で最大級です。製造は井村屋が手掛けており、黒豚まん専用に小麦粉を配合した生地を二段階発酵させ、もっちりと弾力のある食感を実現してるんだとか。
あーんと頬張ると、もちっとした厚みのある生地と、中の肉あんのゴロゴロとした食感がたまりません! 肉あんには淡路産をはじめとする国産玉ねぎを100%使用しており、その甘みがしっかりと広がります。味付けはシンプルな塩味だからこそ、ジューシーな豚肉の旨みと素材本来のおいしさが存分に感じられます。
カレー味だけど肉が主役「極旨 黒豚まんカレー」
では新商品の「極旨 黒豚まんカレー」もいただいてみましょう。こちらも具材比率50%にこだわり、肉あんには「極旨 黒豚まん」と同じく国産黒豚と玉ねぎを使用。そこに、22種の香辛料を配合した山椒香る欧風カレーソースを合わせています。
カレーソースは、生地のもっちりとした弾力に負けないよう、濃厚な味わいのカレー専門店の味などを参考にしたそう。山椒を加えることで後味をすっきりさせ、食べ進めやすいよう意識したそうです。
生地はレギュラーの黒豚まんと比較するとほんのり黄色みがついていますが、少し着色しているだけで基本的にはまったく同じ生地なんだとか。
割ってみると、カレーの食欲をそそる香りが立ちのぼります! これこれ、カレーの香りってやっぱりたまらないです。
わくわくしながらガブッといくと、カレーの味わいとともにゴロゴロした豚肉が感じられて、肉感がすごい。「カレーまん」だと思って食べると、一般的なカレーまんはトロッとしたカレーソースがメインなので、こんなにお肉が入っているとまったく別物です。主役はやっぱりお肉なんですよ。
とはいえカレーの存在感も負けていません。カレーはただ濃厚なだけではなく、スパイスがきいた奥行きのある味わいで、豚肉のジューシーさや玉ねぎの甘さを引き立たせています。山椒でピリッとした風味が爽やかで、あまり重くならないのがポイント。カレーの食欲を掻き立てる香りも相まって、パクパク食べ進めてしまいます。
うまいぞ……! 「極旨 黒豚まん」はシンプルゆえに完成度が高いですが、「極旨黒豚まんカレー」はそこにヤミツキ感をプラスしています。肉のゴロゴロ感や重量感はそのまま。よくあるカレーまんと比較しても、アタマをひとつふたつ抜けた贅沢なおいしさです。
黒豚まんカレーは期間限定なので逃さずに!
説明会では、「黒豚まんカレーはクセになるな~」と食べたあとに、続けて定番の黒豚まんをかじると「やっぱりこのシンプルさがおいしい」と、あやうく無限ループに陥りそうになりました(無限に中華まんがあれば……)。
そんな「極旨 黒豚まんカレー」ですが、先に記したとおり販売は期間限定で、およそ1カ月ほどの予定とのこと。定番ではないのは残念ですが、スパイス感あふれる贅沢なカレーまん、もとい「極旨 黒豚まんカレー」は、残暑の厳しいこの時期にぴったりの一品です!
※記事中の価格は税込
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