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アイ・オー・データ機器「KH-GDQ271JLAQ」

【売れ筋】ゲーミングモニター 最新スペック多数なのに安心の日本メーカー製「KH-GDQ271JLAQ」

2025年08月28日 17時00分更新

文● 松永/岡本/ASCII 編集⚫︎ASCII

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 KH-GDQ271JLAQは、最新ゲーミングモニターに求められる機能やスペックを網羅しつつ、日本メーカーの製品ならではの安心感を持ち合わせています。ここでは、実際の特徴やメリット、そして注意すべきポイントを整理して紹介します。

KH-GDQ271JLAQを使う3つのメリット

ポイント1:最新ゲームにちょうどいい27型WQHDで最新スペック

 純粋なeSportsの競技シーンであれば、引き続きフルHDでのディスプレーが中心となっていますが、一般的なPCユーザーがゲームプレイとともに、映像視聴や普段使いと幅広い用途で用いるのであれば、27型WQHDというサイズと解像度は、作業スペースの確保、必要とされるゲーミングPCの性能、そして価格のバランスを考えると現時点ではちょうどいい選択肢と言えるでしょう。

 この27型WQHDにおいて、KH-GDQ271JLAQは最大200Hzの高リフレッシュレートと、Mini LED・量子ドット技術により、高コントラスト・広色域表示を実現しています。そして最新スペックを備えながら、価格は5万円台で、さらに「無輝点保証」や「3年間保証」も用意されています。こうした内容は、海外メーカー製の同等機種と比べても十分に太刀打ちが可能です。

ポイント2:ゲームにも映像にもどちらでもハイレベルな表現力

 AHVA高速パネル(実質的にはFast IPS)に加え、576ゾーンのローカルディミングやDisplayHDR 1000に対応。暗い場所を暗く、明るい場所を明るく表現する性能に優れています。その結果、ゲームでは影や光のニュアンスが鮮明に映し出され、映画や動画では臨場感が増します。応答速度の速さは動きの激しいFPSやアクションゲームでもブレや残像を最小限に抑え、快適なプレイを支えてくれるはずです。

分割されたエリアごとにバックライトを調整するローカルディミングにより、映像の表現力をアップします

ポイント3:リモコンが普通に便利で実は結構うれしい

 特定のジャンルに特化しないゲーム好きだと、ゲーミングモニターには、PCだけでなく(PCを複数台持っている人も多い?)、据置ゲーム機も接続するという人は多いはず。本機にはゲーミングモニターでは珍しくリモコンが付属しており、入力端子の切り替えや画質設定の際、本体の裏側や底面などに手を伸ばすことなく、素早く操作できるのが大きな利点です。

 入力端子自体もHDMI×2、DisplayPort×1の3系統で、HDMIについてはHDMI 2.1のVRR(可変リフレッシュレート)に対応しており、PS5の接続にも適しています(最大200Hzのリフレッシュレートの利用にはDisplayPort接続が必要。HDMIは最大144Hz)。

購入時に注意すべき側面

ポイント1:ゲーミングモニターとしてのデザインや演出面は弱め

 その必要性については意見が分かれるかもしれませんが、ゲーミングモニターとしての外観デザインやLEDライティングなど、演出面は控えめ。パッと見では、正直なところ事務用のモニターと大差ない感じがあります。

 また、Mini LEDバックライトを搭載している影響もあり、本体部はやや厚みがあります(約64mm)。放熱性能を考えると仕方のない部分ですが、薄型や軽量を重視する場合は気になるかもしれません。

見た目は“ゲーミングモニター”感がないのは確か

ポイント2:内蔵スピーカーは大きな期待はできない

 スピーカーは内蔵されていますが、2W+2Wのスペックからもわかるように、あくまで「音が鳴る」レベルを少し上回る程度と考えるのが無難でしょう。サウンドにこだわるユーザーは、外部スピーカーやヘッドセットの利用をお勧めします(本体にはヘッドホン端子も用意されています)。

スピーカーは別途用意するかヘッドホンを使いたいところ。端子類も実は3系統とシンプルで、USB Type-C端子やKVM機能などはありません

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