シリーズ&FPS初心者が最新作をプレイ!
『ボーダーランズ4』のメディア向けハンズオンイベントが開催!開発者インタビューもお届け
手触りは爽快! 初心者でも楽しめそう
では、いよいよ試遊プレイの話へ。今回のハンズオンでは、ヴォルト・ハンターのラファ(エクソソルジャー)とヴェックス(セイレーン)の2人からプレイヤーキャラクターを選べた。
また、ゲーム序盤に訪れるエリアと、プレイヤーのレベルが20あたりで訪れられるボス戦もあるエリアの2つのシチュエーションを選択可能。筆者は本シリーズに初めて触れるので、ゲーム序盤のシチュエーションを、ラファを使ってプレイしてみた。
ちなみにラファはスケルトンの力によってパワフルに戦えるキャラクター、ヴェックスは自身の能力を強化したり、使い魔を召喚して戦える魔女のような能力を使えるキャラクターだ。
なお、筆者はFPSをほとんどプレイしたことがないので、初心者目線で本作の手触りをお伝えしたいと思う。
まず目を引いたのは、アメコミのようなグラフィック。個人的にアメコミのヒーローものを昔から見ていたので、実写的なFPSよりも、こちらの方が断然その世界に入り込みやすかった。
また、画面上にミニマップの表示はないものの、ECHO-4を使うとどこに向かえばいいのか光のラインで示されるので、迷わずに次の目的へと進めた。
マップを進むと、町でタイムキーパーの手下と反乱軍が戦っているシチュエーションに遭遇。ここでは、反乱軍に協力してタイムキーバーの手下を倒すことになった。
初期から持っている銃は癖もなく扱いやすく、しかも出現する敵も弱いので、気持ち良く戦うことができた。銃は弾丸の制限があるものの、序盤のエリアでは倒した敵がたくさん落とすし、アイテムボックスからもゲットできるので、それほど苦労することなく戦えた。
各ヴォルト・ハンターは、固有のスキルを持っている。ラファなら、近接向けの剣での攻撃など。スキルは、スキルツリーから好みのものを選んで解放していく。
スキルもかなりの数が用意されているとのことなので、キャラクター育成の自由度もかなり高そうだ。
ちなみに、建物の壁にはワイヤーを引っ掛けられるオブジェクトが付いていることも。これを使えは瞬時に建物の上に移動できる。敵の攻撃を回避したり、死角を突いて攻撃したりするときに利用できるだろう。このワイヤーは、移動だけでなく、ギミックを解除するときにも使用する。
ワイヤーは、地面に置いてあるガスボンベのような爆発するオブジェクトを拾うのにも使える。これらのオブジェクトは銃で撃てば爆発して近くの敵にダメージを与えられたり、直接投げてぶつけられたりと、攻撃手段として利用できる。これらも有効に活用していきたい。
町を解放すると、デジランナーというバイクをもらえる。マップ上をスピーディーに移動できるので、探索が断然ラクになる。序盤のエリアはプラントなどの施設があったり、湖などの景観が綺麗な場所もあったり、緑が広がる牧歌的な雰囲気。つい散歩気分であちこちに散策してみたくなった。
道の脇にはターミナルのようなものが設置されていることがある(画面上では青い光の帯で位置を提示)。ここは敵に倒されたときの復帰ポイントとなるので、青い帯を見かけたら近くに寄っておこう。
マップ移動中は、前述のターミナルやサイドクエストが受けられるポストなどがあると、その場所が光ったり、アイコンが表示されて見つけやすくなっている。マップ探索中は、周囲もしっかりチェックするようにしたい。
上位のエリアはまさに苛烈! 怒涛の攻撃に思わず手に汗握る
ボスとの戦いのあるエリアは、溶岩のようなダメージゾーンのある岩石地帯。ここはヴェックスを使って挑戦してみたが、所持している武器がラファと違ってもう大変。撃つまでにチャージが必要な銃など、どんな性能か把握する前に敵がわらわら襲い掛かってきて、さっそく死亡してしまった。
このエリアは、離れ小島のようになっている岩場を発射台のような装置に乗ってジャンプで渡りながら進んでいく。1つのマップが小さい上、剣士のような敵、上空から飛び道具を放ってくる魔法使いのような敵、そして、口からビームを出したり、ジャンプをして衝撃波を放ってくる怪物のような敵と、さまざまなタイプが大量に出現する。
囲まれるとまずボコボコにやられてしまうので、いかに1対1のシチュエーションにもっていけるかが重要になりそうだ。
ちなみに、このエリアの入り口付近には、武器や弾丸などが購入できる自動販売が設置されていた。筆者は序盤のエリアと同じような感覚で進んでしまったせいでこの入り口付近に戻ることができず、弾丸がなくなり、攻撃手段もなくしてピンチに! もちろん、敵にやられてしまった。
とはいえ、実際はゲームにある程度慣れた段階で訪れるエリアなので、武器の特徴やキャラクターのスキルなども把握していれば、もうちょっと上手く立ち回れただろう。残念ながら、ボスと会うことができなかったが、次の機会があるなら、ぜひ戦ってみたい。
最後に、ハンズオンの会場の様子もちょっとだけ紹介。前面にはステージがあり、脇には現在発表されているヴォルト・ハンターのキービジュアルやキャラクターたちの立ち絵が並んでいた。
また柱にもキャラクターのイラストや銃器類のペイントが施されており、『ボーダーランズ4』の世界を感じさせる内装になっていた。
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