スゴすぎる……!

任天堂「Nintendo Switch 2」体験会、わずか7分で「ゼルダ」をクリアするRTAガチ勢あらわる

2025年04月28日 11時45分更新

文● Zenon/ASCII

※使用している画像は、筆者プレイ時のスクリーンショットです

 任天堂が2025年4月26日~27日にかけて幕張メッセで開催した「Nintendo Switch 2 体験会 TOKYO」。事前抽選式ながら多くのユーザーが集まり、新ハードである「Nintendo Switch 2」の試遊を大いに楽しんだ。

 そのなかで、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch 2 Edition」の試遊コーナーにおいて、なんと試遊時間だけでラスボスを倒した猛者があらわれたと話題になっている。どんな状況だったのか、かいつまんで紹介していきたい。

※本記事には「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の著しいネタバレがあります。ご注意ください

●途中からのデータ使用・バグ技は不発で計7分!?

 その猛者はRTA(リアルタイムアタック)の界隈でも記録を持つ「いかぼうず」氏。試遊会の時間は携帯モード5分、TVモード10分の計15分となっていた。

 完全に最初から遊ぶニューゲームではなく、試遊会向けに用意された途中データを使用、ラスボスの待つハイラル城の正門前からのスタートとなった。武器や防具もある程度揃っており、「英傑の加護」も使用可能という条件だ。

瘴気に蝕まれたハイラル城。多くのガーディアンに守られ、普通にたどり着くのは結構たいへん(※画像は筆者のスクリーンショットです)

 しかし同氏は「最初から決めていた」という自身の縛りで、防具を外す「裸装備」に変更。ワンミスが命取りになる厳しい縛りを課した。

 そして真っ先に試していたのが移動バグ技「ウィンドボム」。詳細は省くが、めちゃめちゃ吹っ飛べるもので、正門から一気にラスボスの間へショートカットしようと試すも、残念ながら不発となった。

 その後、ラスボスとの戦いでは「英傑の加護」を使って、ほぼ何もさせない完封勝利を披露。手際にまったく無駄がなく、筆者としても「スゲー」としか言いようがなかった。

厄災ガノン戦。序盤からでも挑める仕様は発売当初に話題となった

 真のラスボス戦では馬が被弾するトラブルなどが起きつつも、これまでに培った持ち前の経験と知識でカバー。樹で敵の弱点が見えなくなったとき、「ここは心眼で当てます」とサラリと言い放ったのは、まさに猛者の風格だ。

魔獣ガノン戦。ゼルダの声の導きに従って攻略していくのだが、同氏曰く「会場の音でタイミングがズレた」とのこと。それをカバーできるのはお見事

 無事に倒し切り、エンディングへ到達。クリアタイムは驚異の7分で、途中からスタッフや観客が大勢後ろから見守っていたとのこと。これには筆者も動画なのに拍手を送らざるを得ない。

 また、残りの試遊時間を使って不発だったバグ技の検証までしており、結果としては「使えそう」との報告。その辺りの修正はSwitch2版でも入っていない模様だ。さらにSwitch版では処理落ちする部分も「ぬめぬめ動く」とレポートしていた。ロード時間も一瞬で、非常に快適とのこと。

 同氏のYouTubeチャンネルにて動画が公開中なので、ぜひそのスゴ技を観に行ってみては。「ブレワイ」プレイ済みであれば、いかに効率的な動きをしているかがわかるはずだ。

・「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch 2 Edition」
https://www.nintendo.com/jp/games/zelda/botw/edition/index.html
・「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition」
https://www.nintendo.com/jp/games/zelda/totk/edition/index.html

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