MagSafe非搭載は意外と不便、UWB非対応にも注意が必要
また、個人的にも意外と不便だと感じたのはMagSafeが搭載されていない点だ。iPhone 16eが発表されたときには「MagSafeなんて無くても困らないだろう」と思ったものだが、実際、自分の生活では就寝時、枕元に置くiPhoneはMagSafeで充電に失敗しないようにしている。また、常にMagSafe対応のウォレットをつけ、クレジットカードを持ち運んでいる。また、クルマに乗る際にはBelkinのMagSafeで貼り付く、充電台においていたりする。
こう考えると、意外と自分はMagSafe頼りの人生を送っていることに気がついた。
すでにMagSafeをそれなりに使っている人は注意が必要だろう。
また、UWB非対応なので、AirTagを使っている人は、探しものの方向がわからないので注意が必要だ。
iPhone 16eの真価は“中身”、ポンコツだったSiriが生まれ変わる
これまでiPhone 16eの不満ばかりを述べてしまったが、iPhone 16eの真価は「中身」であることは間違いない。アップルとしてはカメラやMagSafeなど余計な部材を減らしてコスト削減する一方、肝心のチップに関してはA18という最新スペックで一切、妥協はしなかった。
アップルとしてはA18によって、Apple Intelligenceのパフォーマンスを最大限に発揮するというのが狙いなのだろう。
残念ながらiPhone 16eにApple Intelligenceの日本語版が使えるiOS 18.4を入れることはできなかったが、代わりにiPhone 16 ProにiOS 18.4を入れたところ(開発版のため、一般のユーザーは4月の公開まで利用できない。今回、アップルの許可をもらって特別に記事化)、メールの要約や文書の作成が実にスムーズに動いた。
特にSiriにおいては、いままでの「ポンコツ」から生まれ変わり、実に有能な秘書として動いてくれる。
側面のボタンを長押しすると、画面の縁が虹色に輝き、Siriが起動する。あとは話しかけるだけで様々な要望に応えてくれる。
基本的にApple IntelligenceはオンデバイスAIとして端末内だけで処理することを前提としているが、高度な処理やリアルタイムの情報を調べるときはChatGPTやウェブにアクセスする。
Apple Intelligenceにより、Siriに話しかける方が調べ物もしやすく、また指で画面をタッチする回数も激減する。相変わらず、人前で話しかけるのは恥ずかしいが、それでも、Apple Intelligenceによって、iPhoneの使い方、操作体系が大きく変わる可能性がある。
アップルとしても、iPhone 16eが登場するタイミングで、iOS 18.4の開発者版をリリースし、Apple Intelligenceの日本語対応が4月になるとアピールするのは、まさに「Apple Intelligenceを体験する上で、もっとも手軽にデビューできるiPhone」というのを訴求したいのだろう。
| iPhone 16e | iPhone 16 Pro | |
|---|---|---|
| 発売年 | 2025年 | 2024年 |
| チップセット | A18 | A18 Pro |
| CPU | 6コア | 6コア |
| GPU | 4コア | 4コア |
| Neural Engine | 16コア | 16コア |
| Geekbench 6 CPU single core | 3214 | 3471 |
| Geekbench 6 CPU Multi core | 7644 | 8382 |
| Geekbench 6 GPU Metal Score | 24034 | 33256 |
| Geekbench AI Single Precision | 4020 | 4553 |
| Geekbench AI Half Precision | 32621 | 31403 |
| Geekbench AI Quantized Score | 45765 | 44999 |
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