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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第465回

Hondaの11代目「アコード」はハイブリッドの滑らかな走りと上質さでセダン不遇の時代を切り開く

2024年10月14日 12時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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アコード

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、Hondaのミッドサイズセダン「ACCORD(アコード)」についてレポートします。

 街中でも見かけることが少なく、どのメーカーのラインナップにも入っていないことが多い、今や絶滅危惧種といってもいい“セダン”。そんな中、今年3月に発売された11代目アコード(CY2型)の実力はいかに!?

Honda アコードはこんなクルマ

 ホンダを代表とするクルマとして、グローバルモデルへと成長してきたミドルクラスセダンのアコードもついに11代目。「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」というグランドコンセプトのもと、オーナーと調和しながらカーライフを楽しめるとのこと。

Honda「ACCORD e:HEV」の主なスペック
サイズ 全長4975×全幅1860×全高1450mm
ホイールベース 2830mm
車重 1580kg
エンジン 2.0L DOHC水冷直列 4気筒
最大出力 147ps(108kW)/6100rpm
最大トルク 182N・m(18.6kgf・m)/ 4500rpm
モーター最大出力 184ps(135kW)/5000~8000rpm
モーター最大トルク 335N・m(34.2kgf・m)/0~2000rpm
車両価格 544万9400円

 それでは、細かくチェックしていきましょう!

新型アコードはここが良くなった その1
内外装デザイン

アコード

 前モデルのアコードよりもメッキ部分が少なくなり、そのぶん、ボディーラインがくっきりと浮かび上がったデザインが◎です。フロントフェイスは水平基調でワイドに見え、ヘッドライトがLEDになったことにより、視認性が良くなりました。

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 サイドはクーペっぽいスタイルで、個人的に好きなのはフロントからリアまで一直線に入ったエッジです。ドアを開けると、エッジ上部の光の当たり方と、下部分の光の当たり方が違うので、上下でボディーの色が違って見えるんです。

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 ホンダマークが少し控えめに付いているところも◎。エンブレムがテールランプのデザインに溶け込んでいます。

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 アンビエントライトが、車内をぐるっと囲む&センターコンソール部分に装着されています。自分の好きな色に設定可能なのと、車内の設定温度を上げると赤く光るなど、状況に応じて光り方が変わるのも面白いところです。

新型アコードはここが良くなった その2
セダンらしくゆとりの居住性

アコード

 外見からは想像がつかないくらい広い! 足元スペースはもちろんのこと、座面を1番下にした状態でヘッドクリアランスは拳4個分。1番上にした状態で拳3個分くらいです。ちなみに、ハンドル調整はチルトとテレスコどちらも可能となっています。シートポジションを、3人まで登録出来るのも便利です(※矢田部は158cm)。

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 後席は、座面の形状が傾斜になっていて“ぽすん”とお尻が収まります。ヘッドクリアランスは拳2個分くらいです。

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 Cピラーの三角窓&リヤガラスも大きいため、車内に自然光が入ってきて開放感があります。

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