ASRock、COMPUTEXにて最新PCパーツやAI向け製品を発表
ASRockは6月4日~7日まで開催されるCOMPUTEX Taipeiに出展している。
近年のトレンドであるAIに対応する最新ソリューションを展示。またマザーボードやビデオカードなどの最新製品の展示のほか、AIコンピューティングソリューションやゲーミングシミュレーターを体験できる。
マザーボードからは次世代のインテル、AMDマザーボードを展示。ハイエンドの「Taichi」シリーズは、これまでの「OC Formula」や「AQUA」のラインアップと統合し、ASRockのフラグシップシリーズとして再編成。新たなTaichi AQUA、Taichi OCF、Taichi およびTaichi Liteマザーボードも発表する。
ゲーム・コンテンツ作成、ワークステーションおよびAI向けソリューションでは、「WRX90 WS EVO」を搭載したハイエンド・ビデオ・レンダリング・ステーションや、液浸冷却を紹介する。
AI時代の到来を見越し、マルチGPUコラボレーション・コンピューティングをサポートする「AMD Radeon RX 7900 XTX WS 24GB」「AMD Radeon RX 7900 XT WS 20GB」を発表。
AMD Radeon RX 7900 WSシリーズには、RX 7900 XTX、RX7900 XTを搭載し、マルチカード並列コンピューティングと人工知能アクセラレーション用に設計されている。2スロット厚に設計することで複数枚装着することが容易になっている。
ゲーミングディスプレーは高リフレッシュレートに対応する3製品を新たに発表。
「PGO32UFS2B」は、リフレッシュレート480Hzに対応し、有機ELパネルを搭載した32型ディスプレー。必要に応じて「UHD 240Hz モード」と「FHD 480Hzモード」を切り替えられる。
「PG27FFX2A」は、世界初という超高リフレッシュレート520Hz、27型ディスプレー。優れた色精度と広視野角も実現している。またWi-Fiアンテナを内蔵し、最大7dBiの信号強化を実現する。
コンパクトPC「Jupiter X600」シリーズの新製品は、AMD Ryzen 8000/7000シリーズに対応。パワフルながら1.07Lのコンパクトな筐体にまとめられている。
主な仕様は、最大96GBのデュアルDDR 5メモリー、USB 4.0、DisplayPortなど複数の映像出力、2.5G LANに対応している。