真夏の暑さとなった開幕戦は、au TOM'S GR Supraが圧勝!
一方、GT500クラスでは新型シビックTYPE Rをベースにした「CIVIC TYPE R-GT」が参戦を開始したほか、4人のドライバーがGT300クラスからステップアップするなど、新しい勢力図が形成されそうな予感があった。
そんな中で迎えた開幕戦は、フタを開ければ昨年のチャンピオンチームである36号車「au TOM'S GR Supra」がほかを寄せつけない走りをみせ、ポールトゥウィンを成し遂げた。
ドライバー体制面では、昨年SUPER GTとスーパーフォーミュラで二冠を達成した宮田莉朋が今年ヨーロッパを拠点に活動し、ヨーロピアン・ル・マンシリーズとFIA F2に挑戦。坪井 翔の新たな相方として山下健太を迎え入れた。新コンビではあるものの速さは健在で、ポールポジションを獲得すると、決勝では序盤から坪井がリードを築いていく。
30周目を過ぎてライバルが逆転を狙ってピットストップをしたため、36号車も合わせる形で予定より早くピットイン。これにより路面温度40度を超える状況下で山下が長めのスティントを担当することになったが、前半に坪井が築いた10秒リードを活用してトップを死守。最後まで危なげない走りで、優勝を飾った。
2位には39号車「DENSO KOBELCO SARD GR Supra」(関口雄飛/中山雄一)、3位には100号車「STANLEY CIVIC TYPE R-GT」(山本尚貴/牧野任祐)が入り、ニッサン勢では23号車「MOTUL AUTECH Z」(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)の5位が最上位となった。
今年もauがメインスポンサーを務める36号車は、昨年の第7戦オートポリスから年をまたいで3連勝という快挙。これに対して坪井は「3連勝はSUPER GTでできることじゃないので、チームと相方である山下選手とみんなの力で勝ち取った勝利だと思います。すごく良かったです。幸先いいスタートが切れて次戦では(サクセスウェイトで)重くなりますが、36号車は長いレース(第2戦富士は3時間レース)で強いので、なおさら追い風なのかなと思います。開幕2連勝を目指したいと思います」と次戦に向けても前向きなコメントをした。
山下も「本当に内容的にもいいレースで、チームにも坪井選手にも感謝しています。自分のスティントは坪井選手が10秒くらいの差を築いてくれたこともあり、わりと余裕をもって走ることができました」とレースを振り返った。
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