キャリアは「経済圏争い」で複雑な料金プランに
ここ最近、MNOによる「経済圏拡大競争」が過熱している。
第4のキャリアとして楽天モバイルが参入したことで、既存の3社はポイントを軸とした「経済圏の拡大」に躍起だ。
直近でも、NTTドコモが月額2200円を支払うオプションを契約することで、キャンペーン期間中に限ってd払いのポイントが10%還元となり、月間最大4000ポイントまでもらえる「ドコモポイ活プラン」の提供を始める。
また、auはauじぶん銀行やauカブコム証券の口座を持ち、利用することでトクになる「auマネ活プラン」を開始。ソフトバンクもPayPayのポイント還元が増える「ペイトクプラン」を始めている。
いずれも単なる料金プランではなく、スマホ決済サービスなどを組み合わせて初めて、お得になるプランであり、ある程度、ユーザーの理解力が求められる。キャリアショップとしては「売りにくい」のは事実であり、逆にMVNOのようにシンプルでわかりやすくて安いプランが現場では求められているというわけだ。
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