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名作を120%超えてきた!『ゼルダの伝説 TotK』とある脳筋勇者の80時間プレイレビュー

2023年05月30日 13時00分更新

文● Zenon/ASCII

 任天堂が世に贈る人気シリーズ「ゼルダの伝説」の最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、『ティアキン』)。2023年5月12日にNintendo Switch向けに発売され、3日間で全世界累計1000万本の売り上げを記録するなど、各所での評判も好調な作品だ。価格は、7920円(パッケージ版)/7900円(ダウンロード版)。

 本作は2017年にWii UとNintendo Switch本体のローンチタイトルとして発売され、全世界で約2900万本の販売記録を打ち立てた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、『ブレワイ』)の正統続編。世界観や時代、登場キャラクターを引き継いだ、「その後」の世界を冒険できる。

 ここではそんな本作の魅力を3つに分けて紹介していこう。なお、ストーリーのネタバレは抑えるが、アイテムやキャラクター、祠(ほこら)については触れていくのでご了承願いたい。

冒険の舞台は「空島」へ! それに加え、発売前の情報には無かったさらなる舞台の存在も……

戦闘はアクション形式。ギリギリで敵の攻撃を避けたり盾で弾いたりすると、反撃のチャンスが生まれるといった上級者向けテクニックも存在する

なんでもくっつける新能力! 物理演算が機能している世界のため、くっつけ方を少し変えただけでも異なる結果になるのがおもしろい。オリジナルの武器や防具、乗り物に障害物などさまざまなものを作れる自由度の高さがウリだ

魅力その1.あの世界の“続き”を遊べる楽しさ!

 「記憶をなくしてもう一度遊びたいゲーム」というのは、よく名作を表す言葉として使われる。面白かった名作をあらためてプレイしても、やり込んだゲームほど記憶が鮮明で、初見時ほどの感動が得られないからだ。

 筆者も前作『ブレワイ』を180時間以上プレイするほどドハマりした口だが、やはりあれらのワクワクする体験は初見ならではの感動であり、仮にもう一度プレイしたら別の遊び方を模索してしまうだろう(それでも面白いから名作なのだが)。

 『ティアキン』は『ブレワイ』の続編ということで、厄災を打ち払った後日譚の世界が舞台となる。そのため、同じ大地をベースにしつついろいろと変化している部分もあり、懐かしくもまっさらな冒険を楽しめるのが特徴だ。

【ブレワイ】

【ティアキン】

前作『ブレワイ』(上)と『ティアキン』(下)の地図(祠のネタバレを防ぐため足跡モードで撮影)。大まかな地形は同じだが、実際に探索すると新たな発見も多い。まだまだ『ティアキン』は未踏の地も多いことがわかる

馬宿では、『ブレワイ』時に捕まえて名付けた愛馬たちと再会できる引継ぎ要素も。おぉ「まだら」に「ホワー」よ、元気にしていたか?

前作に引き続き登場するキャラクターも。とくに本作でメインキャラクターの仲間入りをした、リト族のチューリの可愛さは異常

【ブレワイ】

『ブレワイ』のチューリ。飛行訓練場で的当てのミニゲームを断ると「フン…臆したか…」と急に口調が変わったのが印象的だった(父親のモノマネ?)

 このように『ブレワイ』をプレイしていれば、いろいろと懐かしく感じたりする部分もあるが、ストーリーの流れ的にはさほど「前作プレイ必須!」とは感じなかったので、未プレイの人もご安心を。

 なんだったら、Nintendo公式YouTubeチャンネルで『ブレワイ』のストーリー振り返りムービーが公開中なので、それを見るだけでも『ティアキン』を遊ぶ準備はOKと言えるだろう。(※ネタバレが嫌な人は絶対に見ないこと)

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