昨年、誕生30周年を迎えたHondaの赤バッジ「TYPE R」シリーズ。その記念すべき年に、6代目シビック TYPE Rが誕生したのは、誰もが知るところでしょう。約15年ぶりの「日本産TYPE R」である6代目の公道試乗が叶いましたので、街乗りでの使い勝手の良さ、楽しさをお伝えします。
壮観さを増したデザイン
取材日の朝。シビック TYPE Rとともに、ドライビング好きのタレントである新 唯(あらた・ゆい)さんと指定の場所で待ち合わせ。定刻になり登場した唯さんは、開口一番「やっぱりカッコいいですね。遠くから見てもスグにわかりましたよ。ほかのクルマとオーラが違う」と言葉を弾ませます。
唯さんが6代目シビック TYPE Rを見るのは、今回が初めてではないどころか4回目。最初はメディア向けのお披露目会。5代目シビック TYPE Rの外観がお気に入りだった唯さんは当初、6代目を見るまであまり乗り気ではなかったのですが、見た瞬間「こっちの方がカッコいい!」と大絶賛。近くにいらした開発責任者の柿沼さんが、その様子を見てニコニコされていました。
2回目は三栄書房刊「シビック TYPE Rのすべて」内でのモデルお仕事。この撮影は、シビック TYPE Rのメディア向け事前撮影会で実施したようで、不肖は三栄さんの取材の翌日にお邪魔。そうしたら多くのHonda関係者から「唯さん、昨日来ていましたよ」とか「今日も唯さんとお会いできると思ったのですが」とか。どれだけHonda関係者に愛されているのでしょう。そして3回目は群馬サイクルスポーツセンターで行なわれた「実行空力体験会」。これは別記事をご参照ください(街乗りでも本当に効く? シビック TYPE Rの純正アクセサリーを群サイで試す!)。この時も「唯さん、来てくださったんですね」と大歓待でした。
一般道でも快適で楽しい新型シビック TYPE R
ということで、4回目は一般道での体験取材になりました。取材先までは不肖が運転。唯さんは後席などで乗り心地のチェックです。「初めて街乗りしましたが、快適ですね。CIVIC e:HEVと比べたら足は硬めですけれど、不満はまったくありません。実にイイですね。あとエンジン音は聴こえますけれど、会話を妨げるほどではありませんね」と、スポーツ系モデルゆえに助手席は苦痛を覚えると思ったのですが、文句ナシといったご様子。先代のTYPE Rにも乗っている唯さん。「前のモデルより硬質なのかなぁ? でも静かになったかなぁ?」と記憶を巡らせます。
スポーツグレードなのに快適? その理由について柿沼さんは先代から「第2世代TYPE R」と銘打って、従来のレーシング(R)要素にロングツーリング(GT)を兼ね備えることをコンセプトとしているのだとか。今回も、そのコンセプトは継承されています。さらにご本人はHonda R&D Challengeの一員として、スーパー耐久シリーズに参戦。「クルマのデキに期待するな」という方が無理でしょう。

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