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声・実況のプロが選ぶデバイスとは? キャスター岸大河さんの仕事・配信に欠かせない10のアイテム(後編)

2022年11月01日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

配信向けコントローラー「Stream Deck XL」

「Stream Deck XL」。なお、写真は「Stream Deck」を使用している

岸さん:7つ目のアイテムは、「Stream Deck XL」です。

──ストリーマーの多くの皆さんが最近では配信用のコントローラーをお持ちですよね。

岸さん:やっぱりあると便利ですよ。正直配信という意味ではまだまだ使いこなせていないですが、このあと紹介する「Key Light」と連携すれば、スイッチのオンオフとかもStream Deck XLでコントロールできるので、いちいちライト側のスイッチをオンオフしなくていいのは便利ですよ。

Key Lightと連携して使っているそうだ。そのほかの空いたボタンは、用途に合わせて切り替えているとのこと

──できることも多いと思うので、逆に何を入れるか迷いそうです。

岸さん:確かにできることはすごく多いですね。「クラッシュ・ロワイヤル」の世界大会のときにもStream Deckが置いてあったんですけど、シーンの切り替えやワイプで自分の画面を出す、スライドを出すといった設定がしっかりしてあって、帰ったらこの設定やってみようと思いましたよ。

──岸さんならではの使い方とかはありますか?

岸さん:知り合いにやり方を教えてもらって実戦しているんですけど、お絵かきソフトのツールを入れて、デスクトップに直接書き込めるようにしました。VAALORANTの大会の振り返りのときに、マップに直接書き込んで「ここのシーンはこうだったよね」って書き込みながら解説ができるのはすごい便利ですね。ボタンにペンの色の切り替えとか、消しゴムツールとかを入れて、動画の一時停止、早送り、巻き戻しを入れておいたら、すごく解説しやすい環境になりましたよ。

「VALORANT」の試合の振り返りにも使用しているとのことだ

──それはめちゃくちゃ便利そうですね!

岸さん:自身の使い方次第で色々とカスタマイズできるのがいいですね。もはや、Stream Deckはストリーマー間では「持ってないの?」って言われる存在になってきたと思いますよ。

製品概要
製品名:Stream Deck XL
ジャンル:配信用コントローラー
メーカー:Elgato
実売価格:3万4200円前後

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配信向けライト「Key Light」

「Key Light」。写真は「Key Light Air」を使用

岸さん:8つ目のアイテムも、elgatoの「Key Light 」です。

──配信で自身を明るく映すには必要ですよね。

岸さん:そうですね。あと、Stream Deck XLと連携できるのがめちゃくちゃ便利ですね。Stream Deck XLからは、オンオフはもちろん、明るさを変更したり色温度を調整したりもできます。

「Stream Deckと組み合わせれば、いちいちボタンを押してオンオフしなくていいのが便利なんですよ!」と語る岸さん

──2製品合わせれば使い勝手が倍増するというわけですか。

岸さん:そのとおりです。あと、elgatoさんはオプションのアームやスタンドもかなり充実していて、これがかなり頑丈なんです。なので、ライトと一緒に、カメラのベースも作って、一緒に設置しています。こういった純正のアクセサリーが豊富なのもうれしいです。

アクセサリー類が豊富なのもElgatoデバイスのよさの1つと語る岸さん

──省スペースにもなりそうですね。

岸さん:重量さえ気にすれば、全部を一貫して取り付けられるというのは便利ですよ。あと、別にelgatoのウェブカメラも持っていて、こっちはピアノを弾くとき用のカメラとして使っています。同じメーカーだと、1つのソフトウェアで管理できるのも、楽でいいですね。

製品概要
製品名:Key Light
ジャンル:配信用ライト
メーカー:Elgato
実売価格:3万円前後

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