グラフィックはあくまでもQuest 2向け
その後、ザッカーバーグCEOは8月19日に新たなアバターと風景画像を投稿し、Horizon Worldsのアップデートを予告。詳細はConnectでシェアするとしました。
今はおそらくスマホ版Horizon Worldsの開発をしていて、それに合わせて中の描画システムを大幅に変更する予定なのだと思います。ただ、このスクリーンショットは最終用にセットアップも終了しておらず、アバターも最終的な画像ではないのではないように見えます。それでも事態が大事(おおごと)になってしまったので、あわてて3Dモデルのデータを投稿したものと考えられます。
この画像がそのまま実機で出るかも若干怪しいですが、少なくともアセットは作っているのでしょうから、それをとりあえず出したということかもしれません。
繰り返しになりますが、Horizon WorldsはあくまでもQuest 2で動くものです。10月に発表をうわさされている「Quest Pro」もグラフィックが劇的に変化するわけではなく、Quest 2と同じチップセットのクロック数が上がった上位互換ではないかと予想されています。そもそもQuest 2だけで1500万人のユーザーを抱えているので、Quest ProとQuest 2でグラフィックに差をつけてしまうのは、今のタイミングでは損なんです。Quest Proの性能が向上した部分は、目玉であるAR機能のために使われるのではないかと思います。
なので、今回もあくまでもQuest 2向けにシステムを作りなおしているものではないかと予想できます。メタはこれまで何度もアバターシステムを作りなおしていますしね。
Horizon Worldsは最初アメリカとカナダで始まり、2022年6月にイギリスが追加され、先日フランスとスペインが追加されました。東京ゲームショウにメタが出展するので日本でも9月にサービスを開始するのではないかと予想しています。例のアバターを見た日本のユーザーがどんな反応をするのか気になるところです。

この連載の記事
-
第149回
AI
AIと8回話しただけで“性格が変わる” 研究が警告する「おべっかAI」の影響 -
第148回
AI
AIが15万字の小説を1週間で執筆──「Claude Opus 4.6」が示した創作の未来 -
第147回
AI
ゲーム開発開始から3年、AIは“必須”になった──Steam新作「Exelio」の舞台裏 -
第146回
AI
ローカル音楽生成AIの新定番? ACE-Step 1.5はSuno連携で化ける -
第145回
AI
ComfyUI、画像生成AI「Anima」共同開発 アニメ系モデルで“SDXL超え”狙う -
第144回
AI
わずか4秒の音声からクローン完成 音声生成AIの実力が想像以上だった -
第143回
AI
AIエージェントが書いた“異世界転生”、人間が書いた小説と見分けるのが難しいレベルに -
第142回
AI
数枚の画像とAI動画で“VTuber”ができる!? 「MotionPNG Tuber」という新発想 -
第141回
AI
AIエージェントにお金を払えば、誰でもゲームを作れてしまうという衝撃の事実 開発者の仕事はどうなる? -
第140回
AI
3Dモデル生成AIのレベルが上がった 画像→3Dキャラ→動画化が現実的に -
第139回
AI
AIフェイクはここまで来た 自分の顔で試して分かった“違和感”と恐怖 - この連載の一覧へ













