ARIYAのオススメポイント その2
使い勝手の良さ
車内の収納は、いわゆる一般的なものから、「おおっ、これはスゴい!」というものまでたくさんありました。今回は、私がとくに気になった収納をピックアップしていきます。サイドにドリンクホルダーは付いていませんが、センターコンソール部分に隠せるドリンクホルダーが! 隠すことで、ごちゃごちゃした生活感が出ないのが◎です。
上の写真の電子キーを使うと、運転席に乗らずして車両を動かすことができます。実際にやってみましたが、実車サイズ(というか、実車)のラジコンを動かしている感覚に陥りました(笑)。ちなみに、操作を誤ってしまっても、障害物があれば止まるようになっているので、「あっ、ミスってしまった……」ということがあっても大丈夫です!
ARIYAのオススメポイント その3
積載&シートアレンジ
足元のスペースにゆとりがあり、後席も狭いと感じさせない広さは、座っていて本当に居心地が良かったです。シートの柔らかさは少し固めで、革張りの高級そうな座椅子をイメージすると分かりやすいかと思います。
バックドアは、センサーに足をかざすと開く「ハンズフリースライドドア」になっています。セレナなどにも付いているのですが、足をかざしてもなかなか反応しない……ということが、ARIYAにはありませんでした。
なにより、シートアレンジの時に力がいらないのがGood! これは、私のような非力な人でも使いやすいです。
ARIYAのオススメポイント その4
EVならではの静粛性とコネクテッド機能
驚くべきは、“かなり静かなこと”です。窓ガラスを閉めると、外の音も聞こえないし、EVなので「ブルルルル」というエンジン音もしません。ホイールに音を吸収するような素材を使うなど、とにかく音を出さないような機構にしているそうです。
これは良い! と思ったのが「アレクサ、美味しいピザ屋さんはどこ?」と聞くと、お店の住所が何件か表示されるところです。ボタンを押すなどの動作がないので、ズボラな私にはピッタリの機能でした。「アレクサ、エアコンつけて」「アレクサ、音楽かけて」など、ここぞとばかりにお願いごとをしてしまいました(笑)。
個人的に気になったのは、ドライブモードの選択ボタンがシームレスになっていることです。運転しながらだと、どこにあるのか分からないし、上手く反応してくれないこともあり、操作しずらかったですね。
今回は「新型ARIYA」のレビューをしました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。

この連載の記事
-
第505回
自動車
「GT-R」と「Z」、選ぶならどっち? 40周年のNISMOが手掛けるロードカーにあらた唯が触れる -
第504回
自動車
最新世代のポルシェ「911」とEVの「タイカン」を乗り比べたらタイカンが圧倒的に恐怖だった -
第503回
自動車
今スポーツセダンを求めるならアルファ・ロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」を強くオススメする理由 -
第502回
自動車
車購入初めての20代女性に「アルト ラパンLC」がピッタリな5つのポイントと2つの微妙 -
第501回
自動車
初めてのMTでも安心! 小さなぜいたく「N-ONE RS」のMT車をオススメする3つの理由 -
第500回
自動車
612馬力の超弩級SUV「Mercedes-AMG GLE63 S 4MATIC+」はクルマのジキルとハイドだ! -
第499回
自動車
BMWが誇る最上位SUV「XMレーベル」は手に余る性能のスーパーSUVだった -
第498回
自動車
ルノースポール最後の「メガーヌR.S.ウルティム」の魅力をシビック TYPE-Rと徹底比較 -
第497回
自動車
Hondaの「N-BOX JOY」はコダワリの詰まった内装と使い勝手が良くてドライブが楽しくなる -
第496回
自動車
Hondaの「N-BOX JOY」はアクティブにアウトドアを楽しむための人のための軽自動車 -
第495回
自動車
電気があれば何でもできる! 電動ポルシェ「パナメーラ」と「タイカン」の個性の違いを解説 - この連載の一覧へ