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T教授の「戦略的衝動買い」 第690回

西洋版京大式カード、Rocketbook「クラウドカード」を衝動買い

2022年06月30日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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その場で消して再利用可能なので1枚のクラウドカードと1本のフリクションペンがあれば、どこでも情報発信できる

クラウドカードの仕組みを紹介

 クラウドノート最大のウリは、京大式カードと同じ「単票」であることだ。ページのような順序は一切ないので、組み合わせや並列しての比較も簡単だ。自宅や会社内では勿論のこと、何より便利なのはコンパクトさゆえのアウトドアでの活動性能だ。少しの水を含ませた専用の布で拭き取れば何回でも再利用可能なので、極論を言えば、たった1枚のクラウドカードとフリクションペン、Rocketbookアプリを導入したスマホさえあればほかには何もいらない。

 では、実際にクラウドカードに何か描き込んで遊んで、その仕組みを理解してみよう。今回は付属のフリクションペンではなく、別途買ったカラーのフリクション3色ペンを使って、最近ハマっているハエを食塩で撃つ「BUG-A−BUSTER2.0」の概要を描いてみた。実際にハエを撃つ機会は少ないので、塩の弾丸が飛んできて楽しいゆで卵やおにぎり、スイカなども描いてみた。

早速、最近気に入ってるBUG-A-BUSTERとその周辺イメージを描いてみた

 書き終わったら、スマホ上でRocketbookアプリを起動して、読み込み対象となるクラウドカードに十分近づける。まもなくアプリが最適値を見つけて、自動的に撮影してくれる。続いてどこのクラウドサービスに転送するか、事前設定したクラウドサービスの一覧を表示するので、任意のクラウドサービスを選択タップするだけだ。

描いたクラウドカードをRocketbookアプリを導入したスマホで撮影スキャンしてお好みのクラウドサービスにアップロードする。ほとんどが自動化されていて超簡単だ

 今回はDropboxを指定して、先ほど撮影したデータを転送することにした。もちろん撮影の際に、台形補正や明るさの調整などはすべて自動でやってくれる。Dropboxにはすぐに転送されるので、ほぼリアルタイムで転送されたデータをスマホなどで確認することができる。

今回は筆者のDropboxにアップしてみた。ほぼ瞬時に反映されている

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