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スマートシティ関連のテクノロジーは生活者の課題を解決できるのか

第46回NEDOピッチ「スマートシティ ver.」レポート

特集
JOIC:オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

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街を誰もが自由に歩くことができる世界へ
LOOVIC株式会社

 スマホなどで利用できる地図アプリは画面上に目的地までのルートを表示したり、音声で曲がる方向を指示するなど都市生活者に欠かせないアプリの1つとなっている。しかし、視空間認知障害という課題を抱える人たちは視力には問題がないにもかかわらず、2/3次元空間におけるオブジェクトの認識や道具の操作などに課題があり、地図を使って特定の場所に到着することが非常に困難になっている。

 そこでLOOVIC株式会社は、地図を意識しないナビサービス「LOOVIC」の開発を行っている。これは全国に110万人いると言われている、居場所の混乱や左右判断困難などの課題を抱える視空間認知障害者に向けたサービスで、スマホと手首につけるデバイスをペアリングし、触覚を使って利用者を目的地に誘導するため、スマホの画面を見る必要がない。

LOOVIC株式会社 代表取締役 山中 享氏

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