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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第72回

【今月の自作PCレシピ】第12世代Coreで組むBF2042&Halo Infinite快適ゲーミングマシン

2021年12月13日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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CPUは20スレッドのCore i7を選択

 CPUは、そのパフォーマンスの高さで、プレイ動画の録画配信も十分可能な第12世代Coreのなかから、12コア/20スレッドのCore i7-12700KFを選んでいる。Core i9-12900Kに迫るゲーミング性能を発揮しつつ、MTPが51Wダウンした190Wとパワー効率が良好になっているのがポイントだ。

 磯田さんチョイスのCore i7-12700KFは、Core i7-12700Kから内蔵グラフィック機能を除いたモデルで、そのほかのスペックやパフォーマンスはCore i7-12700Kと差がないので安心しよう。

Core i7-12700KFは、Pコア 8コア/16スレッド、Eコア 4コア/4スレッドの計12コア/20スレッドなる

 マザーボードは、18フェーズの堅牢な電源回路を搭載するMSIの「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4」を選択している。DDR4メモリーに対応するコストを抑えたゲーミング向けモデルになるが、2.5ギガビットLANとWi-Fi 6を装備するなど機能が充実している。それでいて価格は3万7000円前後とコスパ優秀な1枚になっている。

 なお、マザーボード上にLEDイルミネーションが搭載していないが、組み合わせているPCケースは魅せる系ではないので、発光機能がなくても問題ない。

 メモリーは入手性の点でDDR4メモリーを選んでいるが、少しでもパフォーマンスを高めるために、高速な3600MHz、CL16動作のモデルを選んでいるのも、磯田さんのこだわりポイントだ。

コスパ優秀なMSI「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4」。8ピン×2仕様のCPU電源コネクターに、3基のPCIe4.0×4と1基のPCIe3.0×4の計4基のM.2スロットを装備する

大型VRMヒートシンクのほかにも、4基のM.2スロットすべてにヒートシンクを装備する。コストを抑えたモデルとは思えない仕様だ

DDR4-3600動作のG.Skill「F4-3600C16D-32GVKC」。16GB×2枚で容量も十分だ

メインストレージは、PCIe4.0×4対応NVMe M.2 SSDの最速クラスとなるSamsung「980 PRO」の1TBモデル

GeForce RTX 3070 Tiで快適ゲーミング

 ゲーミングPCのキモとなるビデオカードには、GeForce RTX 3070 Tiを選択。製品は3連ファンの大型GPUクーラーを搭載し、保証期間が2年間となる「ELSA GeForce RTX 3070 Ti ERAZOR」だ。「バトルフィールド 2042」や、「Halo Infinite」などの超大作を、フルHD、高リフレッシュレートで楽しめる。

2年保証も魅力のELSA。「ELSA GeForce RTX 3070 Ti ERAZOR」を選んでいる

2スロットを占有する3連GPUクーラーを採用している

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