視界が高く広いので運転しやすいけど
車幅感覚は慣れが必要
唯さんにステアリングを託す前にスタッフが運転したところ、ほかのクルマと比べて車幅感覚がつかみづらいことが気になりました。一般的にタイヤはエンジンフードの両端にあるのですが、ラングラーのタイヤはエンジンフードの外側にあり、そのフェンダーが運転席からでは見えないのです。さらにフロントバンパーも長く位置が長く、鼻先がどこにあるのかわかりません。そして最小回転半径が6.1mと、小回りは効きづらく、車庫入れはちょっと大変。その様子は唯さんにも伝わってしまったようで「この人、運転に苦労しているなぁ」と感じたのだとか。不安を感じさせてしまいゴメンナサイ。
では、大変なクルマを唯さんに運転してもらいましょう。するとステアリングを握って少し走っただけで「あ、わかりました。大丈夫そうです」とすぐに独特の車幅感覚に慣れてしまったというから驚き。当方としては「左折時、縁石に乗り上げてしまい……」という状況を期待していたのですが、そのようなことはなく、スタッフよりも堂々としたドライビングを披露するではありませんか!
しかも「視界が高く、そして広いので運転しやすいですね」というから驚き。さらに「ハンドルは思ったよりも軽いフィーリングなんですね。あとアクセルをほとんど踏まなくてもクルマが進むトルクの太さを感じます。最初少し踏んだら、あとはアクセルオフのままで巡行するというイメージですね」と的確なコメントを連発します。「一方、車体が重たいからか、ブレーキの制動距離は長めで、ストロークも深い印象を受けました。だから、制御やパワーによる車体の軽さと物理的な車体の重さの両方を感じます」なのだとか。事前に運転していたスタッフもこの発言には納得で、パワーはあるので見た目以上に速いクルマなのですが、クルマの重量を感じながら、ゆとりをもって走るのがラングラーの楽しみ方と思われたようです。
乗り心地に関して唯さんは「助手席に座ってもらった時、乗り心地は思ったよりはしっかりしていて好ましく思いました。硬めですが、不快ではありません」と思ったうえで「運転していて手ごたえを感じさせる足だと感じました。ロール量も少ないので、運転しやすいです」と笑顔。「あと意外と走行中は比較的静かで、エンジンの振動が体に伝わったりしないんですね」とも。適度に聴こえるエンジン音も好ましく思われている様子です。「なんか慣れてしまえば、普通にイイクルマですね」と唯さんは笑顔でピースサイン。相当気に入った様子です。
「スポーツカーの対極にあるクルマですから、とても魅力に映るんですよ。本当は両方あるとイイんですけれどね」と唯さん。「それに女性がコレに乗っていたらカッコイイじゃないですか」と、どこか自分と重ねあわせている様子。確かに女性がラフな格好でラングラーに乗っていたらカッコイイかも!
そして「本格モデルなのに、クルマのあちこちにJeepのアイコンみたいなものがあるんですよ。これがカワイイんですよ」とフロントガラスを指さす唯さん。こういったところも、彼女の琴線に触れたようです。
「乗ったのは今日が初めてですけれど、他のJeepにも乗ってみたいですね」と、Jeepに一層興味を抱いた唯さん。「やっぱりJeepって本当にイイモノですね」と、某映画評論家のような言葉を残して取材を終了しました。
エクステリアや世界観だけのクルマだと思っていた我々スタッフは、今回ラングラー アンリミテッド ルビコンに触れて考えを改めたというのが正直なところ。想像以上に現代的で実用的、それでいて快適でありながら、伝統を守り続けているという点は、多くの人から支持されるのも納得です。ルビコントレイルのような道を走ることはなくても、走れるという自信をドライバーに与えてくれるラングラー アンリミテッド ルビコン。唯さんが帰った後、スタッフは「ほかのJeepにも触れてみたいですね」と気づけばJeepの魅力にハマりかけていることを正直に告白します。
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