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坂本龍一とジープの意外な共通点? 最強SUV新型ジープ・ラングラー上陸

2018年10月29日 21時30分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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 10月25日、FCAジャパンは新型ジープ・ラングラーを発表。関係者のみならずオーナーを迎えてのローンチカンファレンスを舞浜にて行なった。

日本上陸を果たした新型ジープ・ラングラー(価格は459万円~)

 ジープは1940年代、第二次世界大戦に開発・実戦投入された小型の四輪駆動車。その後、軍用・民生用を問わず世界中に普及。今や四輪駆動車、そしてSUVの代表といえる存在だ。その中でラングラーは元祖クロスカントリーモデルといえるものでジープブランドの象徴モデル。日本でも根強い人気がある。

新型ジープ・ラングラーの前でプレゼンテーションを行なうFCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長

「ウィリス」と呼ばれる最初期のJEEP。もともとは軍用の小型車両であった

約11年ぶりのフルモデルチェンジ!

 11年ぶりに全面改良が施されたラングラーは「史上最強のSUV」がテーマ。丸いヘッドライトの内側に7スリットのグリルという伝統のスタイリングはそのままに、すべてのライトをLED化。空力性能も向上し、風切り音を低減している。また、ボディーパネルにアルミやマグネシウム合金が採用され、大幅な軽量化を実現した。

軽量化がなされたほか、現代らしいリファインが施された新型ジープ・ラングラー

2ドアタイプのラングラー。もっともオリジナルの色が濃いモデルといえる

リアゲートにスペアタイヤを配置。今どきのSUVでは見られないクロカンらしさを演出している

 エンジンは新たに開発された272馬力の2リットル直4ターボと、改良型の3.6リットルV型6気筒(284馬力)の2種類。いずれも経済性に優れるレギュラーガソリン仕様なのも見逃せない。また、燃費は従来に比べて大幅に向上。経済性も考慮されている。

改良されたV型6気筒エンジン。排気量は3.6リットル

燃費は3.6リットルエンジン搭載モデルでリッター9.2kmと23%改善。2リットルターボモデルでは11.5km/lを達成した。「アメ車は燃費が悪い」というのは昔の話だ

 走行性能の進化も抜かりはない。従来のパートタイム四輪駆動に加えて、ラングラー史上としては初となるフルタイム四輪駆動を初採用。路面や天候状況によって駆動力を自動的に配分する「4H AUTO」モードも併せて搭載。またオフロード走行時にはセンターデフロックが可能となり、強力なトラクションを発揮するという。

トランスミッションは8速AT。その横に駆動モードを切り替えるレバーを用意する

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