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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第289回

山根博士のグロスマレビュー

日本で発売「OPPO Find X3 Pro」の兄弟機「Find X3」はほとんど差がなく使える

2021年07月03日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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カメラスペックは上位モデルとほぼ同等

 カメラはOPPO Find X3 Pro譲りのハイスペックな構成となっている。メインの広角カメラと超広角カメラはどちらもソニーのIMX766、1/1.56型5000万画素センサーを搭載。これはレンズを交換する一眼レフカメラの思想を元にしたもので、どちらのカメラを選んでも同じセンサーで撮影ができというわけだ。カメラはそれぞれ広角が24mm F1.8/OIS、超広角が15mm F2.2。望遠は1/34型1300万画素で光学2倍となる50mm F2.4、さらに顕微鏡カメラとして1/5型300万画素 15mm F3.0の合計4つを備える。

ソニーIMX766センサーカメラを2つ搭載した贅沢なカメラ

 カメラのUIは画面上のアイコン下にある横線部分を下にスワイプして各種パラメーターの変更ができる。通常撮影は1200万画素相当となり、5000万画素撮影をするときは「50MP」をオンにする。通常撮影では倍率は「0.6倍」「1倍」「2倍」がワンタッチ切り替え、デジタル20倍まで変更できるが、5000万画素を選ぶと「0.6倍」「1倍」、すなわちそれぞれの5000万画素カメラのみが使用できる。

 OPPO Find X3の売りのもう一つである10ビットカラーの撮影切り替えは詳細設定から。なお10ビットを選ぶと保存方式はJPEGではなくHIEFとなるため、ほかの端末やPCによっては表示できないため注意が必要だ。

標準のカメラUI(左)。5000万画素をワンタッチで選択できる(中)。10ビットカラー撮影はHEIF形式となる(右)

 さて、ほかのスマートフォンには搭載していない機能が顕微鏡カメラだ。300万画素のカメラ1つが独立しており、接写距離は1~3mmの間とかなり被写体に接して撮影する必要がある。ここまで近づくと被写体が暗くなってしまうため、顕微カメラの周りにはLEDライトが埋め込まれており撮影中は常時点灯する。

「その他」から「顕微鏡」を選ぶ

顕微鏡撮影時は顕微鏡カメラ周りのLEDライトが点灯する

 なおスマートフォンにケースをつけて使うことが一般的だが、レンズ部分を保護するケースなどはレンズとケース外面のクリアランスが3mm以上となってしまい、被写体にケースごと密着させても顕微鏡撮影できない場合がある。顕微鏡撮影を多用する場合はケース選びも慎重にしたい。

顕微鏡撮影時はこれくらいまで近づく必要がある

 それでは以下、筆者の居住する香港でOPPO Find X3のカメラを使い作例を撮ってみた。なお今回はJPEG/8ビット撮影の作例のみを掲載する。

超広角カメラ(4096x3072ドット)

標準カメラ(4096x3072ドット)

標準カメラ5000万画素(8192x6144ドット)

望遠カメラ光学2倍(4000x3000ドット)

望遠カメラデジタル20倍(4000x3000ドット)

ポートレート撮影(標準カメラ、ポートレート効果100%:4096x3072ドット)

夜景モード(標準カメラ:4096x3072ドット)

室内で標準撮影(標準カメラ:4096x3072ドット)

顕微鏡カメラ30倍でカラー新聞紙を撮影(1944x1944ドット)

顕微鏡カメラ60倍でスマートフォンのディスプレーを撮影(1944x1944ドット)

【まとめ】唯一無二の顕微鏡は新しいカメラの提案だ!

 5000万画素のカメラを手軽に使え、しかも広角、超広角どちらでも高い解像度の写真が撮れる点はOPPO Find X3とOPPO Find X3 Proならではの機能だろう。顕微鏡撮影は使うシーンを考えるが、学習用途や製造現場などスマートフォンカメラの新しい使い方をOPPOは提唱しているのかもしれない。

 OPPO Find X3のSnapdragon 870の本体パフォーマンス申し分ないが、ビデオ編集やより高度なゲームを遊ぶならSnapdragon 888搭載のOPPO Find X3 Proのほうがより快適に使えるだろう。本体デザインにも特徴を持ったOPPO Find X3も日本上陸を期待したい。

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