機械学習向けMCU「TENSAI」を発表
そして2018年10月には、いよいよ機械学習向けの機能を統合したMCUであるTENSAIチップをArm TechConの会場で発表する。「TENSAIというのはGenius(天才)の方か、それともDisaster(天災)の方か?」と一応ブースで確認したら「もちろんGeniusの方だ」という答えが返ってきたが、別に同社の経営陣に日系の人が居るわけではないらしい。
さてこのTENSAIチップであるが、この時点ではETA Computeの発想は「単に省電力なだけではIoTノードとして十分ではない。省電力で、しかもEdge AIを実行できる性能が必要になる」という方向に振られることになった。下の画像はこのあたりを端的に示している。
同社が目指すのは、“Extreme Edge”と呼ばれる、一番末端の機器向けである。それなり以上の容量を持つバッテリー、あるいは外部電源が使える機器をEdgeと分類し、それ未満の機器をExtreme Edgeと表現したわけだ。このあたりはArmが言うことろの“Endpoint AI”に近いかと思う。
Exterme Edgeの一例が、パレット(荷物を運ぶ際の台座)に取り付けられるトラッキングデバイスである。ここではAIが「いつ自身の情報を収集して、発信するか」を判断するために用いられることになる。
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