シティーコミューターに寄せた
Hondaの電気自動車「Honda e」
Honda初の電気自動車「Honda e」は、昨秋からの「カーボンニュートラル」の話題もあり、登場以来注目を集めている1台です。さらにRR(リアモーター・リア駆動)の駆動方式、あえて割り切って小型かつ航続距離も最低限におさえたシティーコミューターという独創性に溢れる仕様も、より注目を集めた要因といえるでしょう。筆者も念願叶ってHonda eを公道試乗する機会が得られたので、その詳細を紹介したいと思います。
愛らしいデザインが目を惹くHonda e。新車の試乗取材をすると、駐車場で声をかけられたり、交差点で写真を撮られることはありますが、このHonda eほど熱い視線を感じることはありませんでした。寸法は全長3895×全幅1750×全高1510mm、 ホイールベースは2530mm。 新型フィットと比べると、全長は100mmほど短く、50mmほど幅広。車高とホイールベースはほぼ同じという、街乗りでとても扱いやすいBセグメントサイズに納められています。
Honda eはノーマルとアドバンスの2グレード構成。価格は16インチホイールのノーマルが451万円。17インチのミシュランタイヤを履き、最高出力を13%高めて、より装備を充実させたアドバンスが495万円。ちなみに同サイズの電気自動車である日産リーフが332万6400円~429万4400円。BMW i3が499万0000円。残念ながら、お値段はコンパクトとはいえない高級車です。ちなみに電気自動車には国や自治体の補助金、エコカー減税など様々な優遇策を受けることができます。
また、エンジンオイルの交換が不要であるばかりか、ブレーキも回生ブレーキを使うためそれほどパッドが減らないのも電気自動車のメリット。急速充電を使ってもガソリンほどお金がかからない事が多いため、維持費はガソリン車と比べて安いといえるでしょう。
ヘッドライトはウインカーと共用したデザインに。近年Hondaの軽自動車(Nシリーズ)は、丸目のポジションライトを採用する傾向で、軽自動車=シティコミューターと捉えるなら、Honda eのデザインはそれに倣ったものといえるでしょう。開発責任者によると、「シティコミューターは、人と接する機会が多いクルマ。さらに電気自動車は人に優しい。それゆえに人に優しいクルマを作りたいと考えた」なのだとか。

この連載の記事
-
第613回
自動車
さよなら、スープラ。2026年生産終了を前にこの「直6ピュアスポーツ」を手に入れるべき理由 -
第612回
自動車
「カワイイ顔して、中身はタフ」女性支持4割の三菱・デリカミニが、毎日の相棒に選ばれる3つの理由 -
第612回
自動車
荷物も積めて車中泊もOK! SUV一択で迷っている人にこそ教えたい「ステーションワゴン」の実力 -
第611回
自動車
テスラ・モデルYが劇的進化! スマホ世代を熱狂させる「走る巨大ガジェット」の正体 -
第610回
自動車
【最長航続距離846km】アウディ「A6 e-tron」はEVの航続不安を過去にする究極のグランドツアラー -
第609回
自動車
輸入車No.1の燃費とアルピーヌの走り! ルノー「ルーテシア」が叶える欲張りな選択 -
第608回
自動車
なぜセダンを廃止した? ワゴン一本勝負に出た新型パサートの「潔さと勝算」 -
第607回
自動車
Cクラスに900万円出す価値はあるか? 豪華装備の「C220d Luxury」に見る、SUVにはないセダンの底力 -
第606回
自動車
「家族も荷物も諦めない!」510馬力の最強ワゴン「BMW M3ツーリング」 -
第605回
自動車
「EVでの遠出は不安」が「楽しい」に変わる!? アリアで往復1600km走ってわかった、アプリ連携の絶大な安心感 -
第604回
自動車
「もっと運転が上手くなりたい」あなたへ。FR以上にドライバーを育てるミッドシップGRヤリスという提案 - この連載の一覧へ




















