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T教授の「戦略的衝動買い」 第616回

コロナ禍の中、最強の強制排気マスク「Philips Breeze」を衝動買い

2021年01月22日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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冬の寒い日のわんこの散歩にはメガネの曇り止めが必須で、ここ2〜3年は毎年いろいろ買っていたが、ブリーズマスクの効能でこれからは不要だ

長年の悩みはマスク着用時の「メガネの曇り」

 さまざまな理由でブリーズマスクを購入する人がいるとは思うが、筆者の購入理由は、あくまで冬の寒い朝のわんこの散歩時にメガネを曇らせないための安全対策が目的だ。昨年初頭より続くコロナ禍でマスクも必須、メガネも必須の筆者の悩みの種は「メガネの曇り」だった。

 ネットでよく言われる、マスクの上淵を内側に折り返すことや、ティッシュを1枚挟むなどをやってみたり、評判の曇り止めアイテムをいくつか買ってみたが、いずれも万能ではなく、毎日処置の必要なものや使い勝手の面倒なものも多かった。

長く使っても型崩れの少ない立体デザイン。左右のエラストマーのガード、耳ひもなどの総合効果でフィット感は抜群だ。重さはフィット感の向上で帳消しになるという可能性の高いことも実体験できた

 マスクの外側に露出するファンモジュールの少し出っ張った側面には、人が肺から吐き出した空気をファンの回転で強制排気するためのスリットが見える。マスクをした状態でこの排気スリットは、マスクの左下に排気するイメージだ。

ブリーズマスク専用のN95規格のフィルター。フィリップスらしいきわめて高品質、グッドなデザインでフィット感も抜群だ。これで1枚300円は安いかも。一時売り切れだったが現在はサプライは追いついたようだ

専用フィルター側にもマスクカバー側のファンモジュールとドッキングするフィルター付きの排気口がある

 マスクモジュールと充電池部分を一緒にブリーズマスクにセットしたら、専用フィルターの装着だ。専用フィルターはN95規格の正規品だが、100%顔に密着する感じではないので、その性能に関して筆者は評価できる立場にはない。専用フィルターにはファンモジュールの凹型開口部にカチッと密着するフィルター付きの凸型丸窓が用意されている。

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