2020年のクルマでベストバイを挙げるとしたら日産「キックス」しかない!
2021年01月16日 12時00分更新
【ベストバイの理由 その3】
クラストップの広い荷室
一般的に荷室の広いクルマは好まれます。SUV人気を支えているのも、荷室の広さと車高の高さとバックドアの広さによる出し入れのしやすさではないでしょうか。
キックスのラゲッジスペースはクラストップの広さ! ラゲッジスペースの荷室長は後席を使用している場合でも900mmの荷室長を誇り、423リットルという大容量を確保。ちなみにライバル車種であるHondaのヴェゼルが荷室長800mm×容量393リットル、ヤリスクロスが荷室長820mm×容量390リットル。つまり他車種に比べて10cm奥行きが深いということがわかります。これにより、9インチのゴルフバッグが3個積載可能。ライバルと比べて1個多く載せることができました。
さらにキックスには、耐荷重10kgのトノボードが用意されています。トノボードを装備する車種は近年減ってきていますが、このトノボードは、小物入れとして便利なほか、ラゲッジスペースに入っている荷物が外から見えない目隠しの役割もはたします。
もちろん、後席を倒すことも可能。より積載容量がアップします。サーフボードなどを積む方にはピッタリの使い方ではないでしょうか。願わくばフルフラットになれば、車中泊といった用途も視野に入ったり、使い勝手がよりよくなるのですが、そこは高望みでしょうか。では、実際に長物として、実際に自転車を入れてみました。
一般的に自転車を積載する際は前後輪を外して載せるところ、キックスでは前輪を付けたままでも積載できるではありませんか。これはただただスゴイの一言! これを見てベストバイに推さないわけがありません。

この連載の記事
-
第580回
自動車
プジョーの新SUV「3008」はデザインでの購入者が大半! リゾートホテルのような内装とクーペフォルムが牽引する -
第579回
自動車
新型「プレリュード」は今のHondaを凝縮したハイブリッドスポーツの前奏曲だ! -
第578回
自動車
クラウン・エステートで車中泊体験! 「おもてなし」シートで過ごすぜいたくなドライブ体験 -
第577回
自動車
アメ車のEV「キャデラック LYRIQ」に乗ってみた!522馬力モーターがもたらす超加速&静粛性に感動 -
第576回
自動車
「コルベット E-Ray」は爆速のV8エンジンとモーターで街道の主役に! 乗って感じた高揚感と意外な快適さ -
第575回
自動車
ボルボのEV「EX30クロスカントリー」は四輪駆動化しつつ乗り心地と加速が激変した -
第574回
自動車
ポルシェ「911 GTS」のハイブリッドに911のSDGsを見た! -
第573回
自動車
新型もいいけどマツダのSUV「CX-5 ブラックセレクション」は300万円台で手に入る高コスパモデル -
第572回
自動車
ポルシェ 911を凌駕? 「Mercedes-AMG GT43」は後席と大容量荷室を持つ速くて実用的なスポーツカー -
第571回
自動車
原点回帰と最先端の融合! EV版「MINI COOPER SE」はクラシックMINIへのオマージュを貫いた進化だ -
第570回
自動車
長時間駆動702kmを実現! 日産の「新型リーフ」が軽快で使いやすいコンパクトクーペSUVへ進化 - この連載の一覧へ





お気に入り











